2009年7月10日2時53分
天の川に見立てて、天神橋(後方)近くの大川に浮かんだ発光ダイオード入りの球=7日夜、大阪市中央区、森井英二郎撮影
天の川にみたてて、天神橋(後方)近くの大川に浮かんだ発光ダイオード入りの球=7日夜、大阪市中央区、森井英二郎撮影
七夕の7日夜、大阪市の中心部を流れる大川の川面に2万個の光の玉が連なった。青くうねる天の川を見に、約8千人が訪れた。
天満に新しい夏の風物詩を――と考えた地元の「天神橋筋商店連合会」やNPO法人などが企画した。船から「いのり星」と名づけられた直径約10センチの光る球が流されると、光の帯が京阪天満橋駅前から中之島公園付近まで延びた。球の中の光源には長寿命で省電力の発光ダイオード(LED)を使用した。球はイベント後に回収した。
家族と見学に訪れた同市阿倍野区の小学4年乳原(うばら)朋紀君(9)は「ほんまの天の川みたい」と喜んでいた。