三菱自動車と仏自動車大手プジョーシトロエングループ(PSA)は家庭用電源で充電できる新型ハイブリッド車の開発で提携する。エンジンにモーターと電池を組み合わせた駆動部の開発・生産を両社で分担。コストの低減と早期の製品化を目指す。昨年6月に始めた電気自動車分野に続く連携で、ハイブリッド車市場で先行するトヨタ自動車などを追う。
開発するのは「プラグインハイブリッド車」で、外部の電源プラグから内蔵する大容量電池に直接電気を蓄えられるのが特徴。エンジンとモーターを併用するのは現行のハイブリッド車と同じだが、モーターでの走行距離が10倍程度に延び燃費向上につながる。すでにトヨタが2012年から世界で初めて量産する計画を打ち出している。
(10:00)