イナの独り言
国鉄201系電車をこよなく愛する作者が,現在居住する米国ペンシルベニア州の風景も織り交ぜながらご紹介します.
 



フィラデルフィアのど真ん中.今でこそここは国際会議場(コンベンション・センター)ですが,この建物は,昔のレディングターミナルだったものです.



時系列については,こちらの看板に詳細があるので重複は避けさせていただきます.



Philadelphia and Readingの名前がしっかり残る.
この建物は1階にレストラン類(ハードロックカフェのギターが見えるでしょ),2階より上が会議場というかホテルというか,そんな感じです.
なんか「不正確〜っ」って,後ろ指をさされそうですが,現実問題,何でも直訳すればイイってものじゃあ,ないんですよ>現地人からの苦言




マーケット通りに面した入り口から入ると,エスカレータ脇に見事な壁画がある.
みるからに,昔のレディング鉄道の隆盛を今に伝える画.
このエスカレータの反対側に・・・



先日の記事でご紹介した「Market East」駅があります.
昔の駅を生かした国際会議場と今フル活用されている駅が,完全に融合して人々に利用されています.



かつて何本ものホームが並んだ『シェッド』も,線路が取られて一部はご覧のような大きなスペースとなっている.他方は,幾つかの会議室として生まれ変わっています



もちろん,現代の会議場はどこも巨大.シェッドの向こう側に新築の部分があり,そこと渡り廊下で繋がって全体の会議場を構成しています.



新築の会議場ビルからシェッドの全景を見る.
知らないうちにシェッドのこっちから向こうまで,それを日に何往復もしたような気がする・・・フィリーの国際会議場は巨大で,結構運動になりますw
ヘタすると,とある部屋から別の部屋まで,片道10分はかかったと思います.



同じ場所が夜になると,ライティングも加わって洒落た雰囲気.



シェッドの屋根は,今でもちゃんと木製であることがはっきり分かります.



シェッドの1階部分は昔から「レディング・ターミナル・マーケット」
あらゆる種類の外食,そして食材が手に入るマーケットです.

この日はこれから家路につき,帰宅したら午前様でした(爆

↓↓↓↓↓↓以下,ググールマップを貼り付けてみます.
以前シパーイしたので,自信がないのですが,マーケットイースト駅の天窓と,レディングターミナルのシェッドだった部分をお示しできればと思います.シパーイしたので・・直リンクを貼らせていただきます.手抜きでごめんなさいです m(__)m



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コメント
 
 
 
すごい駅ですね (ONDA201)
2009-06-30 23:21:50
こんばんは

あの駅がこんな風貌だったとは、想像できませんでした。しかも、屋根が無いと思ったら地下鉄だったとは、漫才ですね(じゃあ、あの電車はどこから入れたのか)。とても明るく開放的な写真だったので屋根が無いと思ったのですが。これだけの大きな建物をよくぞ残したものだと感心します。日本ではなかなかできないと思うのですが。
5枚目の写真からは先日の映像が想像できますが、他の写真を見せられても本当に同じ駅なのか疑ってしまいます。昔の風景が書かれた内装も面白いです。

最近、日本でも大型のショッピングモールが多数出来ていますが、こういう建物を残すとか移設するとかして活用してほしいなと思いました。

いや、こうやって紹介してもらって初めてこの駅のすごさがわかりました、ありがとうございました。

ここと、もう一ヶ所、製鉄所の跡の写っている場所もいいなと思います。
 
 
 
自分もまだ完全に理解できていません (イナ@ペン)
2009-07-01 06:42:54
ONDA201さん,こんにちは.コメント有難うございます.

ネタを小出しにしてすみません(笑).自分も,マーケットイースト駅が実際はどこに位置するのか,なかなか理解できていませんでしたが,ググールマップのおかげでおぼろげながら解ってきました.
記事本文にググールマップを埋め込もうと思ったんですが,案の定シパーイしてしまいましたので,あとでwリンクを貼らせていただきます.

>この駅のすごさ
昔の建造物を生かし,なおかつ内部は完全に近代化して,昔ながらの外観と現代に通用する使い勝手を備え持っていること.
昔シェッドだった部分だって,しっかりwifi完備ですよ.
シェッドも,会議室になった側は良くみりゃ2層構造で,上層には大きなballroomがあったのを思い出しました.
スケールが違います.

そんな昔ながらの駅を生かした施設の地下に,今の暮らしを支えるマーケットイースト駅が鎮座しています.
駅を利用する人の多くは,あの大きな壁画を見ていくのです.
自分からしてもちょっと羨ましいです.

フィラデルフィアというところは,建国の頃からの歴史を誇りに持っている街で,そんな気持ちもこのようなプロジェクトの成功を後押ししたのかもしれません.
日本への直行便が,今まで飛びそうになったことはあっても,結局飛んでないんですよねぇwwwwww

>ベツレヘムの製鉄所跡
有難うございます.あの場所も今では賭博場になっちゃって,これから溶鉱炉がどうなるかも良く解りませんが,自分も好きな場所ではあります.
今度の週末は独立記念日.あの溶鉱炉の近くで花火が上がります.

それでは,これからもよろしくお願いいたします.
 
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