
福岡茶道文化連盟の会員が表千家のお点前を披露すると、多くの韓国人が集まった
【釜山7日甲木正子】韓国茶道協会福岡支部(福岡市)の会員と福岡茶道文化連盟(同)の会員計約20人が7日、韓国釜山市の釜山女子大学を訪れ、韓国茶道協会創立28周年行事に参加。釜山の茶道協会員とともに日韓の茶道のお点前を披露し合った。
韓国の茶道は緑茶だけでなく、ハスの花茶や五味子(オミジャ)茶など韓国の伝統茶を使うのが特徴。昨年12月に発足したばかりの同協会福岡支部は今回、お点前を披露する機会はなかったが、金瑪璃(キムマリ)支部長は「韓国の協会員の作法や茶器、生け花などすべてが参考になった」と満足した様子だった。
一方、2001年から毎年、創立記念行事に参加している福岡茶道文化連盟の会員は、今年も会場で表千家のお点前を披露。多くの韓国人が日本の抹茶を味わった。
=2009/07/08付 西日本新聞朝刊=