旧ライブドア株主総会(1) 配当6500円の“大盤振る舞い”
6月26日18時33分配信 産経新聞
“ホリエモン”事件で上場廃止になったライブドアを傘下に持つLDH(旧ライブドアホールディングス)の定時株主総会が26日、開かれ、石坂弘紀社長は「株主への支援のため、配当することに決めた」と述べ、1株当たり6500円、総額約680億円もの高額配当について説明した。同社の株主には、創業者の堀江貴文被告や一連の事件後に暴落した株を安値で取得した投資ファンドが名を連ねているほか、上場廃止で売るに売れなくなった個人投資家も多数いる。
◇
《石坂社長のあいさつに続き、株価下落で損失を被った株主からの損害賠償請求の経過や事業計画についての説明が行われた。その後、株主から寄せられた質問状の内容を読み上げられ、まず、裁判についての質問に石坂社長が回答した》
石坂社長「当社に対する損害賠償請求訴訟は本日現在で12件で、計431億円となっております。当社は現在、全力で対応に当たっている。このほかの訴訟では、フジメディアホールディングスとの関係があり、和解しております」
《石坂社長は時折、伏し目がちになりながら、たんたんと回答を続ける》
石坂社長「今回の配当については、堀江貴文氏を含む旧経営陣に対して、支払われる予定はありません。具体的な法律的なアクションとしましては、相手側に対し、訴訟戦略を開示することになりますので、この場では回答できませんが、弁護士チームで検討し、しっかり対応していきます」
《続いて事業計画や業績についての回答に入る》
石坂社長「次の質問である再上場に関しては、業績、成長性のほか、ライブドア事件に関する損害賠償請求など多くの課題が存在しており、現状では厳しいといわざるを得ない。課題を解決するには多くの時間がかかると思っております。現時点における1株の価値については、当社の株式は現在、非上場で、多額の損害賠償請求訴訟を受けているため、現時点で1株当たりの値段を算出することは難しいと考えております」
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《石坂社長のあいさつに続き、株価下落で損失を被った株主からの損害賠償請求の経過や事業計画についての説明が行われた。その後、株主から寄せられた質問状の内容を読み上げられ、まず、裁判についての質問に石坂社長が回答した》
石坂社長「当社に対する損害賠償請求訴訟は本日現在で12件で、計431億円となっております。当社は現在、全力で対応に当たっている。このほかの訴訟では、フジメディアホールディングスとの関係があり、和解しております」
《石坂社長は時折、伏し目がちになりながら、たんたんと回答を続ける》
石坂社長「今回の配当については、堀江貴文氏を含む旧経営陣に対して、支払われる予定はありません。具体的な法律的なアクションとしましては、相手側に対し、訴訟戦略を開示することになりますので、この場では回答できませんが、弁護士チームで検討し、しっかり対応していきます」
《続いて事業計画や業績についての回答に入る》
石坂社長「次の質問である再上場に関しては、業績、成長性のほか、ライブドア事件に関する損害賠償請求など多くの課題が存在しており、現状では厳しいといわざるを得ない。課題を解決するには多くの時間がかかると思っております。現時点における1株の価値については、当社の株式は現在、非上場で、多額の損害賠償請求訴訟を受けているため、現時点で1株当たりの値段を算出することは難しいと考えております」
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最終更新:6月26日21時17分