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横山エミー“不良熟女”の大逆襲! AV作品で…

高須基仁・人たらしの極意

 先月、グラビアアイドルから、ご開帳を生業とするストリッパーに、不退転の覚悟で転身した小向美奈子が話題になったが、1990年代には、多くの女優やアイドルが競って全裸になる“大恥毛写真時代”があり、少しだけ気取って、「ヘアヌード」ともいわれた。

 「私のヘア写真はアートだから!!」と、チョットおすまし顔で女優らが言い訳したところで、ヘアはエロであって、アート、つまり芸術なんてまったく関係なく、「エロの先にはエロしかない」と、「毛の商人」の私は考えていた。

 私の仕事は恥毛を撮って、世に出荷することではあるが、陰部全部の写真は、その制作過程において、思いがけず撮れてはいても、見せるのはご法度であるがゆえに、私の会社の金庫の中に密かに眠っている。

 その数たるや…ああ、言えない!!

 様々な写真集に出演した女優、タレントのために、スタイリストが用意した本人着用のランジェリーと水着も出演者別に区分けして、厳重に保管中。その枚数たるや?!

 言っておくが、私のプロデュース写真集の総冊数は600作を超えている。

 その中で、盟友の横木安良夫カメラマンの撮った9年前の名ヘアヌード写真集「FENCE」(モッツ出版)で、見事に熟した裸体をご披露したのが当時40歳の横山エミーだった。

 今年50歳になる横山が2年ほど前に出演した“AV作品”の「スキャンダラスな女」が長い保管と保存を経て、今月発売になる。

 続いて、ジャズ歌手、真梨邑ケイまでが51歳にして、同じような“AV”の「情事」に出る。

 まさに五十路熟女の大逆襲だ!!

 実は、私と横山の誕生日は偶然にも同じ12月9日。写真集「FENCE」のロケは、1999年の2人の誕生日にスタートを切った。

 撮影は国道16号沿いに並ぶ米軍基地の跡、立川、横田、入間の3つの基地で行われた。寒風吹きすさぶ中、横山は胸を張って人目も気にせず、「さあ、矢でも鉄砲でも持ってこい!!」と、ご開帳をした。

 「私の10歳の少女時代からの30年を1冊にまとめたいのよ」と歯を食いしばり、5泊6日のロケを乗り切った横山。私の数多くの陰毛写真集の中で、「FENCE」は3本の指に入る名作だ。

 私は「かつて“フェンス”の向こうにはアメリカがあった!」と帯に一文を入れ、女優・横山エミーの“少女性”をあますことなく300ページに集約した。

 00年度のベスト1の写真集に選出されて当然の完成度だった。デザイナーに天才・祖父江慎を起用したことも成功の一因だった。

 “AV”の発売が報じられた今月初旬、久しぶりに横山に電話を入れた。同じ夜、真梨邑にも連絡を入れた。が、まだ電話の打ち戻しはない。

 きっと横山は、西麻布のイタリアンレストラン「キャンティ」で、怪気炎を毎夜あげているだろう。真梨邑は一流ホテルのラウンジでジャズを毎夜歌っているはずだ。

 この2人、いまだに自らの“未熟”を知り、戦うことを厭わない人生を歩んでいる。不良熟女、万歳!!(出版プロデューサー)

 ■高須基仁の“百花繚乱”独り言HP=「高須基仁」で検索

ZAKZAK 2009/07/09

高須基仁

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