印刷する 作成 2007-03-06 07:25:00
更新 2009-06-19 11:58:28
ID: JP-2061405
製品 : 全製品
バージョン: All
OS: Windows ALL
アラート/アドバイザリ: ルートキット対策モジュール (TmComm.sys) における脆弱性について

弊社製品において、次の脆弱性の存在が確認されました。

ルートキット対策モジュールにおける脆弱性を悪用して、攻撃者が任意のメモリを書き換える、または任意のコードを実行する可能性があります。

この脆弱性を悪用した攻撃を防ぐために、あらかじめ製品にて行っておくべき対策はありますか。


概要
ルートキット対策モジュール (TmComm.sys) においては、セキュリティ許可を悪用して、攻撃者が任意のメモリを書き換える、または任意のコードを実行する可能性があります。


危険度


本脆弱性の存在が確認されている製品/バージョン
次の製品/バージョンにおいて本脆弱性が存在することを確認しています。

プロダクト名

バージョン

ウイルスバスター 2007

15.x

Trend Micro ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 3.5

3.5


トレンドマイクロ製品による防御戦略
トレンドマイクロでは、本脆弱性に対応したルートキット対策モジュール (バージョン番号 1.6.0.1052) を公開しています。手動アップデートまたは自動/インテリジェントアップデートなどでコンポーネントを最新版へアップデートしてください。アップデートの方法につきまては、以下の製品Q&Aをご参照ください。

・ウイルスバスター 2007

 製品Q&A:「手動アップデートの方法について
 製品Q&A:「インテリジェントアップデート機能を有効/無効にするには

・Trend Micro ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 3.5
手動/自動アップデート方法は以下の通りです。
1. セキュリティダッシュボード(管理コンソール)-メインメニューで[アップデート]→[手動アップデート]または[自動アップデート]の順に選択します。
[手動アップデート]または[自動アップデート]画面が表示されます。


2. [コンポーネント]セクションで、アップデートするコンポーネントを選択します。すべてのコンポーネントをアップデートするには、[コンポーネント]チェックボックスをオンにします。

3. [今すぐアップデート]をクリックしてコンポーネントを手動アップデートするか、自動アップデートを設定する場合は[保存]をクリックします。

注意:アップデートされたコンポーネントがダウンロードされると、自動的にサーバからクライアントに配信されます。

■参考情報
iDefense Labs 「Trend Micro TmComm Local Privilege Escalation Vulnerability

更新履歴

2007/03/06 Trend Micro ウイルスバスター ビジネスセキュリティの情報を追記

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