4日午前9時30分ごろ、尖閣諸島魚釣島の西北西約30キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で中国の海洋調査船「東方紅二号」(3、235トン)が航行しているのを第11管区海上保安本部の巡視船が発見し、再三警告したが、同船は海洋調査のような行為を繰り返し、午後10時8分にEEZの外に出た。
EEZ内で調査を行う場合は、事前に通報することが日中間で取り決められている。同本部によると、中国側は1月18日から2月15日まで鹿児島県南西の海域で海洋調査を行うと通報していたが、調査船が確認された場所は通報海域から南西に300キロ以上離れていた。
同本部は事前通報海域以外でのEEZ内の調査は認められないとして、調査の中止を呼び掛けたが返答はなかった。調査船は航行と停泊を繰り返し、調査機器とみられる網や筒などを海中に投入。海洋調査とみられる行為を計4回実施してEEZ外に出たという。同船は昨年7月にも魚釣島近海で調査活動をしているのが確認されている。
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