京都大の時間雇用職員組合「ユニオン・エクスタシー」の組合員２人が１日、雇い止めは不当として、京大に職員としての地位確認などを求める訴えを京都地裁に起こした。

　２人は井上昌哉さん（37）と小川恭平さん（40）。

　訴状によると、２人は２００５年から約３年半にわたり、労働契約の更新を繰り返し京大に雇用されていたが、今年３月末の契約期間満了に伴い雇い止めされた。図書データの整理などに従事してきた２人は「業務は現在もあり、雇い止めをする合理的な理由は存在しない」と訴えている。