失明した男性 眼に歯をインプラントして視力回復!

イギリスで事故で片目を失い、もう一方の目は視力を失ってしまった男性が、手術で視力が回復した。この手術は目の眼球孔に自分の歯を移植するというユニークなものだった。

42歳のマーティン・ジョーンズさんは12年前の97年に廃棄物置き場で働いていたときに、溶解アルミニウムが爆発して顔にとびちったために重度のヤケドを負って、左目を摘出することになった。

最初はステムセル(肝細胞)を移植したが、失敗に終わり、歯に穴をあけたものを頬の下に3ヶ月移植して皮膚と血管を成長させ、さらにその歯の穴に人口水晶体を入れて、歯を眼球孔に移植して人口水晶体を支えるという画期的な手術方法を施したところ、視力が回復した。

ジョーンズさんは失明した後の4年前に妻と結婚した。ジョーンズさんが視力回復して最初にみたかったのは妻の顔だった。

「医師が眼のバンドエイドを外してくれたときは、水中の中にいるような見え方で、何か形が見えたのですが、それが妻でした。妻はすばらしくて、かわいらしかった。妻の姿がみえたなんて信じられません。」とか。

要は頬の下に移植して、歯に血管を生やさせるという技術も凄いです。

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