アムネスティがガザ攻撃報告書 イスラエル軍「無差別」と非難【ロンドン2日共同】国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(本部ロンドン)は2日、イスラエルによる昨年12月から今年1月にかけてのパレスチナ自治区ガザ攻撃に関する報告書を公表、イスラエル軍が人口密集地で白リン弾を使った砲撃を含む無差別攻撃を繰り返したと非難した。 軍事専門家を含む調査団がガザに入り、報告書をまとめた。報告によると、パレスチナ側が公表した犠牲者1400人との数字は正確で、子どもの死者は300人以上としている。多数の民間人犠牲者が出ることを知りながら無差別攻撃を続けたことは国際法に違反すると強調。国連人権理事会による調査にイスラエルが協力するよう求めている。 また、イスラエル軍が子どもを含む民間人を「人間の盾」として使ったと指摘。一方で、イスラエル軍が非難していたイスラム原理主義組織ハマスなどによる「人間の盾」を示す証拠は得られなかったという。 激しい燃焼力で深刻なやけど被害をもたらす白リン弾が住宅地で大量に使用されたと明記。空中でさく裂して広い範囲に燃えた白リンが散らばるため、多くの民間人が危険にさらされたとした。 【共同通信】 |
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