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三頭政治【さんとうせいじ】

3件の用語解説(三頭政治で検索)

デジタル大辞泉の解説

さんとう‐せいじ〔‐セイヂ〕【三頭政治】
 
三人の有力政治家の結びつきによって行われる政治。寡頭政治の一形態。特に、前60年にカエサル・ポンペイウス・クラッスス、また、前43年にオクタビアヌス・アントニウス・レピドゥスの三人が結んでローマ共和末期実権を握ったときの政治形態。

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監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
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とっさの日本語便利帳の解説

古代ローマ共和制末期、ユリウスカエサル(ジュリアス・シーザー。前一〇〇頃~四四)が元老院に対抗すべく、ポンペイウスクラッススと共に始めた、三政治家の盟約に基づく連合政治。第一回三頭政治はカエサルとポンペイウスの対立により解消
(井上 健)

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百科事典マイペディアの解説

古代ローマ共和政末期の3人の有力政治家の連携による政治形態。第1回は前60年ポンペイウス,クラッスス,カエサルの間に結ばれた私的結合。前53年クラッススの戦死で解消,のちカエサルの独裁制が始まった。
※本文は出典元の用語解説の一部を掲載しています。

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クラッスス
古代ローマの政治家。その財力によって政界でも発言力を強めた。スパルタクスの反乱の鎮定で武名をあ...
多頭政治
政治体制の一。複数の同格の指導者によって行われる政治。古代ローマの三頭政治の類。
カエサル
[前100ころ~前44]ローマの将軍・政治家。ポンペイウス・クラッススと第1回三頭政治を結成。...
ポンペイウス
古代ローマの軍人,政治家。カエサルの女婿。同盟市戦争で軍人としての第一歩をふみだし,のちスラの...

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