テレビ朝日は7日、先月10日のニュース番組で北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継者有力候補とされる三男、正雲(ジョンウン)氏と間違って別人の写真を報じた問題で、報道局長とニュース情報センター長(いずれも当時)、外報部長を「厳重注意」としたことを発表した。
定例会見で早河洋社長が明らかにした。
6月22日、君和田正夫社長(現会長)が口頭で行ったという。同社では再発防止策として、写真の入手経路の確認を徹底することや、複数の裏づけがなければ使用しないことなどを改めて申し合わせた。金正雲氏と間違われた韓国人男性には謝罪したが、納得が得られず、交渉を継続しているという。【栗原俊雄】
毎日新聞 2009年7月7日 19時07分(最終更新 7月7日 21時28分)