バングラデシュ人と日本人の偽装結婚があったとして、常総署などは8日、常総市蔵持、無職、初見弘美容疑者(25)と、いずれもバングラデシュ国籍の千葉県柏市、工員、ホセイン・アムザド(24)▽常総市篠山、工員、ブイヤン・アラム・シャー(39)の両容疑者を電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は08年6月、ブイヤン容疑者の仲介で知り合った初見、ホセイン両容疑者が結婚を偽装、常総市役所に婚姻届を提出した、としている。常総署によると、初見容疑者は容疑を認めているが、他の2人は「偽装ではなかった」などと否認しているという。
報酬を巡ってトラブルになり、初見容疑者が同署に相談して発覚したという。【原田啓之】
毎日新聞 2009年7月9日 地方版