部落問題資料室
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県教育長が立花町視察
連続差別ハガキ事件の解明へ
「解放新聞」(2006.03.20-2261)
 【福岡支局】「部落差別の実態に学ぶ」とりくみとして12月21日、森山良一・福岡県教育長が、連続差別ハガキ事件が起きている立花町を視察した。
 同町の連続差別ハガキ事件は、今年になって年賀状を使って送付されてきた差別ハガキを含め現在までに23通が、Kさんの自宅と職場、Kさんの子どもが通う学校に送りつけられた。いまだに犯人の特定をふくめ真相は明らかになっていない。
 視察のなかで、森山教育長は、同町にたいしてとりくみの不十分さを指摘するとともに、県で組織された「対策会議」のとりくみを紹介しながら、事件解決のための支援をおこなうことを報告した。また、森山教育長は、警察への捜査要請、差別事件の背景分析、住民の差別意識の把握など、これまでのとりくみの総括などを真撃に要請し、視察を終えた。
 現在、この事件は、警察が「脅迫事件」として捜査をはじめている。

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