ジェフ・ハーディー(右)にドラム缶で襲いかかるCMパンク
「WWE」(8日、日本武道館)
2日連続のメーンとなった王者CMパンクとジェフ・ハーディーの世界ヘビー級戦は凶器使用OKのエクストリーム・ルールで行われ、パンクが連続防衛に成功した。
前夜は低調な内容に終わったためか、この夜は両雄が奮起。特に6月28日のPPV大会「ザ・バッシュ」では反則勝ちで逃したベルト奪回に燃えるハーディーは、ゴミバケツをかぶせて竹刀でブン殴ったり、机上に寝かせてスワントーンボムを投下するなど工夫を凝らして攻めまくるが、落とし穴が待っていた。
トドメのスワントーンボムをねらって上がった脚立ごと倒され、トップロープにノド元を強打。直後のGTSでパンクがハーディーを撃沈した。
王座を死守したパンクがハーディーと握手を交わすと、ハーディーに傾いていたファンも喝さい。パンクが日本のファンに世界王者として認められた瞬間だった。