ノアの百田光雄前副社長（６０）が、三沢光晴さん（享年４６）の急逝を受けて決まった新人事を不満とし、退団することが決定的になった。前日、田上明社長（４８）に辞表を提出した百田は一夜明けた８日、デイリースポーツの取材に対し、改めて辞意を表明した。
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丸藤副社長は、ディファ有明内の道場で練習後、「きのう（７日）百田さんと直接話し『お前は好きだよ』と言ってくれた。副社長になったのは自分なりのケジメ。辞表を出したのは百田さんなりのケジメだと思う」と理解を示した。今後の対応については「（辞表は）まだ保留なんで」と多くを語らなかった。
また、小橋副社長は夕方すぎに同所にある事務所を訪れたが、用事を終えると険しい表情のまま無言で帰路に就いた。田上社長はこの日、事務所に姿を見せなかった。