内閣支持率やや回復23% 共同通信調査、鳩山説明は不十分共同通信社が3、4両日に実施した全国緊急電話世論調査で、麻生内閣の支持率は23・4%と6月の前回から5・9ポイント上昇した。不支持率は9・7ポイント減の60・9%。 次期衆院選比例代表の投票先も34・3%と民主が依然上位を占めたが、前回から13・5ポイント減少。自民は7・6ポイント増の26・3%。政党支持率も前回、首位を奪われた自民が27・2%と26・5%の民主を抑え逆転した。 一方、政治資金収支報告書虚偽記載をめぐる民主党の鳩山由紀夫代表の説明に「納得できた」は12・4%にとどまり、「納得できなかった」は78・3%に上った。この問題が敵失となって内閣支持率や自民の党勢が持ち直したとみられる。 麻生太郎首相が、自民党役員人事を断念し、兼務解消のための閣僚補充にとどめた人事に関し「今回は人事を行うべきでなかった」が43・3%と最多で、「この程度で仕方なかった」25・1%、「大胆に行うべきだった」19・6%の順となった。閣僚補充人事を「評価しない」は38・7%で、「評価する」は8・9%だった。 自民党が衆院選立候補を要請した宮崎県の東国原英夫知事については「立候補しない方がよい」が81・6%で、「立候補した方がよい」の14・5%を大きく上回った。 麻生首相の進退については「麻生首相で衆院選に臨む方がよい」が57・9%、「衆院選前に退陣した方がよい」は30・5%だった。「どちらが首相にふさわしいか」では鳩山代表が42・0%と、麻生首相の28・3%を上回った。 【共同通信】 |
関連記事を取得中...
|
ソーシャルブックマークへ投稿: (ソーシャルブックマークとは)