イナの独り言
国鉄201系電車をこよなく愛する作者が,現在居住する米国ペンシルベニア州の風景も織り交ぜながらご紹介します.
 



空港にオダーン幕(横断幕)がかかってたので知ってはいたんですが,いざ本物を見ると感動した・・・

ローコスト系の航空会社としてがんばるエアトラン

いよいよアレンタウンに,本当に就航したようで,今,我が家の台所の上を飛んで行きました.
我が家はアレンタウン空港のアプローチのほぼ真下にある.
2,3分も飛べば,空港に着陸のはずです.

このアレンタウン空港.大手ブランドのコミュータはさて置き,
それ以外には

「聞いたこともねぇ名前のヒコーキ」
ばっかり,手を変え品を変え飛び続けてきたのです.
誰も飛んできてくれないときは,空港側がヒコーキ会社を拵えた(≒でっち上げた)ことすらあったよなぁ・・・
以前ご紹介したフーターズ・エアなんて,最後は燃料代不払いで出入り禁止になったしなぁ・・・

なかなか状況が上手く伝わらないと思うのですが,空港もそれなりに必死なんですが,「大手のローコストキャリア」が,今まで振り向いてくれなかった.

それが先月.ついにエアトランが飛んでくることになった.
エアトランといえば,昔のバリュージェット.
その誕生前後にアトランタに住んでたのでそれなりに色々見聞きしてたのですが,これからいつ乗るチャンスが巡って来るかは全く分からないものの,嬉しいです.
地域の住民として,機会があったら盛り立てなくてはいけません.

おまけに機材はボーイング717です.
日本だったら吹けば飛ぶようなチッポケな飛行機と言われるでしょうが,この空港では間違いなく最大級です.
(最近USエアのA319も見なくなったし)

飛行機が,「吹いたら飛んで」くれたら苦労はないですよね.
頑張ってイイもの作ってる方々,すみませんm(__)m

早く写真もゲットしたいなぁ.
今日は10時半ごろに,我が家の上を通過して行きました.

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コメント
 
 
 
ヤバいかも? (細井忠邦)
2009-07-06 15:32:45
イナ@ペン様 こんにちは。717ですか!もとのMD95でしたね。開発はマクダネルダグラス、ボーイングに飲み込まれ、名前がかわって717ですね。もともと707のつぎはなぜか720で717は軍用のKC135の車内形式でしたが、丁度−200は空きだったのでそうしたように聞いています。でも確かもうだいぶ前に製造終了したと思います。MD11も200機で打ち止めとなり、ダグラス系は軍用のC17だけが細々とラインを維持しているようです。さてエアトランですが、元はバリュージェットで格安運行のために整備費用を削りに削って事故が多発し、FAAからお咎めを受けたのはそんなに昔のことではありません。日本でも格安航空会社が現れ、乗員不足で欠航したり、機材の不具合が多発したりとなんとなく不安があります。わたしの考えでは、公共交通部門は最も規制緩和してはならない部分だと思います。経費はかかっても安全第一です。(やってきた、というお喜びに冷や水をかけるかのような投稿になって申し訳ありません。)
 
 
 
これでも大進歩(w (イナ@ペン)
2009-07-07 06:21:07
細井さん,こんにちは.コメント有難うございます.

#念のため・・・この前いただいたコメ,記事をすっかり入れ替えて,727フレイターの記事中に入れさせていただいております.ご了承ください.

さて,ご心配等々有難うございます.
交通機関にはどうしても事故が付いて回りますが,他のモードと異なり,飛行機の場合「取り返しの付かない結果」になる可能性が(あくまで素人目には)高いように思います.
実は確率的にはとても低いのだと認識していますが.

そんなことを鑑みますと,行き過ぎた自由化は結果的には恩恵よりも弊害が大きくなろうというのは,自分も同感です.
しかし・・・ここ米国での自由化は既に現実のものとなっており,これを今から戻すというのは,たぶん無理だろうと思うのです.
だとしたら,自由化してしまったことを前提に,安全等々を周りから監視していくしかないのだと思います.
この国では,交通に関わる政府の諸機関は,まあまあ良い仕事をしているのではと思います.

その上で・・・バリュージェットのDC-9が,直角に近い角度で,ワニが棲むフロリダの湿地にダイブした時,当時その飛行機が到着するはずだったアトランタに住んでいた自分です.
空港で待ち受けていた沢山の方が,その後大変悲しい思いをされたことも,テレビや新聞で多くを知ることとなりました.
自分は,そのほんの数ヵ月後にバリュージェットに乗る機会がありました.さすがにその時はちょっと心配でしたが,もうこればっかりは・・・
当時,既にエアトランになることが決まってた頃で,機内でよく分からないゲームとかしててロゴ入りグッズを配ってたかな・・・
「これ,そのうち価値出るわよ〜♪」みたいなノリで.

数年後,エアトランになってから1度乗る機会があったと記憶していますが,当時717は出たばっかりで数が少なく,乗れなかったなぁ.
いずれにせよ,そんな苦難を乗り越え,昨今の燃料バブルも乗り越えたことで,エアトランは今や立派なローコストキャリアになったんだと思っています.

事故になってはいませんが,機材トラブルを「天候」と言い張り,自分を空港のベンチで1晩放置した,自称「フレンドリー」な大手キャリアもあります.
別の機会で,本当に天候で飛べず,自分が同様に空港で夜明かしをするハメになったことがあったんですが,その時乗ったローコストキャリア(エアトランではなかったですが)は,さりげなく5ドルのテレホンカードをくれました.
それを使って,自分は家族に連絡することも出来ました.
そういう,「人の心が通ったサービス」というのは,必ずしも会社の規模によって決まるものではないことを,痛いほど味わってきました.
これは,実は『自由化』による恩恵の一つとしてカウントすべきものだと思っています.

伝統ある大手のヒコーキだって,最近の例を出すまでもなく,結構事故に見舞われています.
ヒコーキに関しては,自分など,乗らずに里へも帰れない身ですので,半ば諦めて乗るしかないと思っています.
結局最後は,確率論で落ち着くしかないんですよね.

それでは,これからもよろしくお願いいたします.
 
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