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	和歌山　集中豪雨で被害相次ぐ
	奈良・高校生刺殺　逮捕の少年「葬式に連れてって」
	孫請けの契約なのに直接指示偽装請負で日通を提訴
	３選の井戸兵庫県知事が登庁
	「コンペイトウ」をプレゼント　七夕の関西空港
	パチンコ店放火の男　２００万円～３００万円の借金
	知人男を強盗殺人で逮捕　アパートの男性殺害
	「漢検協」を税務調査　前理事長親子も
	診療報酬詐取　山本病院が閉院へ
	少年が起訴事実認める　タクシー運転手強盗殺人

最終更新日時：2009年7月7日 19:11

和歌山　集中豪雨で被害相次ぐ

丸山充男さん（６４）が川に流され死亡

６日から７日にかけての近畿南部への大雨で、和歌山県田辺市では増水した川に流されて６４歳の男性が死亡し、土砂崩れなどの被害も相次ぎました。土砂を含んだ濁流。大きくえぐられた川岸。和歌山県田辺市には５日午前２時（降り始め）から７日午後３時までに２２０ミリを越す大雨が降りました。７日午前６時半ごろ田辺市秋津川で、田んぼの様子を見に行った丸山充男さん（６４）が増水した右会津川に流され、死亡しました。田辺市湊では７日午前９時すぎ、土砂崩れで押しつぶされた民家から火が出て約２時間後に消しとめられました。偶然、現場にいあわせた田辺市職員は「家が傾いてガラスが割れる音や、家がメキメキという音がして、怖かったです」と話しました。建物の倒壊など２次被害の恐れがあるとして消防などは一時引き上げました。田辺市芳養では７日午前７時ごろ男性が土砂崩れの下敷きになりました。この男性に大きなケガはありませんでしたが「土砂に流されて、足が埋まって取れず、救助まで４０分くらいかかった。痛かった」と話しました。和歌山地方気象台では土砂崩れへの注意や河川の氾濫への警戒を呼びかけています。

( 2009/07/07 19:10 更新)

奈良・高校生刺殺　逮捕の少年「葬式に連れてって」

容疑者の少年が謝罪の言葉

奈良県桜井市の駅で高校３年生の男子生徒が包丁で刺し殺された事件で、逮捕された同級生の少年が「葬式に連れて行ってほしい」と話していることがわかりました。この事件は今月４日の朝、駅のホームで、私立高校３年の濱田知哉さん（１８）を包丁で刺して殺害したとして、同じクラスの男子生徒（１７）が逮捕されたものです。警察によりますと男子生徒はこれまで調べに対し淡々と応じていましたが、警察官から今夜が濱田さんの通夜だと知らされると、表情を一変させ、「会場に連れて行ってほしい」と話したということです。警察官が「連れて行けない」と告げると「数珠を差し入れるよう母親に伝えてほしい」と言い、葬儀会場の方向を尋ねて「その方向に向かって手を合わせたい」と話したということです。一方、犯行の詳しい動機についてはいまだに「話したくない」と口を閉ざしていて、警察では引き続き調べを続けています。

( 2009/07/07 19:08 更新)

孫請けの契約なのに直接指示偽装請負で日通を提訴

「日通の孫請け」として宅配業務していた男性が賃金の差額を請求

日本通運の孫請けとして宅配業務などをしていた男性が「契約は偽装請負だった」として、賃金の差額など１９００万円余りの支払いを求める訴えを起こしました。訴えによりますと、大阪府内に住む４５歳の男性は日通の請負をしていた配送業者と契約し、２００５年８月から去年７月まで運転手として荷物の配送などを行っていました。法律では発注元から請負会社の労働者に対する直接指示は禁じられていますが、男性は日通社員からの指示で朝礼に参加させられたり、荷物管理の携帯端末を持たされていた」として、賃金の差額など１９００万円余りの支払いを求めています。会見ＯＮ（原告の男性）「今も現在もこのような形で、指揮命令されて、長時間労働、低賃金で働かされている。僕は（それが）許せないので…」日本通運は「訴状が届いていないのでコメントは差し控えたい」としています。

( 2009/07/07 18:49 更新)

３選の井戸兵庫県知事が登庁

「自立した地域づくりを目指す」と抱負を語る

５日の兵庫県知事選挙で３選を果たした井戸敏三知事が７日、登庁し、「自立した地域づくりを目指す」と抱負を語りました。午前９時、井戸知事は兵庫県庁でたくさんの職員の拍手で迎えられるなか、新しいスタートを切りました。井戸知事は任期満了に伴って、５日に行われた兵庫県知事選挙で、共産党推薦の田中耕太郎さん（６０）を破り、３選を果たしました。会見で、井戸知事は新型インフルエンザや大規模災害への備え、経済危機に対応した雇用政策などの実現に向けて、「地域それぞれに自立を求める。県内各地の地域振興をどのように進めるかが非常に重要な課題」と決意を述べました。今後は都市と農村の格差をなくし、地方分権を先導したいとしています。

( 2009/07/07 14:20 更新)

「コンペイトウ」をプレゼント　七夕の関西空港

関西空港の中だけは「七夕ムード」

７日は七夕です。関西空港では浴衣姿の女性職員が季節感を味わってもらおうと、旅行客たちにコンペイトウをプレゼントしました。関西空港のチェックインカウンター前では、浴衣に着替えた航空会社の職員たちが七夕にちなんで、星の形をしたコンペイトウを旅行客に手渡しました。またカウンター前には、短冊がいっぱい飾り付けられた笹も立てられ、旅行客が思い思いに願いごとを書いた短冊を添えていました。７日はあいにくの曇り空のお天気で、七夕の夜空は期待できそうもありませんが、空港の中だけは、七夕ムードがいっぱいでした。浴衣姿のスタッフに見送られた旅行客たちは、それぞれの目的地に飛び立ちました。

( 2009/07/07 14:16 更新)

パチンコ店放火の男　２００万円～３００万円の借金

新大阪駅に護送されてきた高見素直容疑者

５日に、大阪市でパチンコ店が放火され男女４人が死亡した事件で、逮捕された４１歳の男は「消費者金融に２００万円～３００万の借金がある」と話していることがわかりました。殺人や現住建造物等放火などの疑いで逮捕された大阪市此花区の無職・高見素直容疑者（４１）。５日午後４時すぎ、此花区のパチンコ店にガソリンをまいて放火し、店を全焼させて客と従業員の男女４人を殺害した疑いがもたれています。事件に巻き込まれた犠牲者の１人、高巣ヤエノさんの遺族は６日、通夜のさなかに容疑者が逮捕されたことを知りました。高巣さんの遺族は、「世界一すばらしいお母さんでしたって、それが全てです。一人の人間が亡くなったということは、いっぱい悲しむ人がいるということを知ってもらいたい」と話していました。高見容疑者は消費者金融に２００万円～３００万円の借金があると供述していて、「仕事もお金もなく、人生に嫌気が差した。誰でもいいから人を殺したいと思った」と容疑を認めています。また大阪府警のその後の調べで、高見容疑者がパチンコ店に客として出入りしていたことが新たにわかりました。高見容疑者を知る人は、「あのパチンコ店に行ってた。陰気な人だった」「やる気のない感じだった」と話していました。しかし、その一方で高見容疑者は、「犯行の当日はパチンコはしていない。負けたわけではない」と、トラブルがなかったという内容の供述もしています。高見容疑者は、なぜ、あのパチンコ店を標的にしたのか？犯行には不可解な点が多く、大阪府警では事件の全容解明を急いでいます。

( 2009/07/07 12:34 更新)

知人男を強盗殺人で逮捕　アパートの男性殺害

被害者に数千円の借金があったという

今年４月、京都市伏見区のアパートで住人の男性が殺害された事件で、警察は男性の知人で６１歳の無職の男を逮捕しました。強盗殺人の疑いで逮捕されたのは、京都市下京区志水町の無職、片寄晴男容疑者（６１）です。警察の調べによりますと、片寄容疑者は今年４月、京都市伏見区の無職藤井英雄さん（当時６４）の自宅アパートで、藤井さんの頭を鈍器のようなもので殴り、電話器のコードで首を絞めて殺害し、藤井さんの自宅にあった現金約４６万円を奪った疑いが持たれています。調べに対し、片寄容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。２人は知人の紹介で知り合い、月に数回会う仲で、片寄容疑者は藤井さんに数千円ほどの借金があったということです。警察は犯行の詳しい動機を調べています。

( 2009/07/07 12:29 更新)

「漢検協」を税務調査　前理事長親子も

適正に税務申告されていたかを調査

大阪国税局が日本漢字能力検定協会と背任事件で起訴された、前理事長親子の税務調査を始めたことがわかりました。大阪国税局の税務調査を受けているのは、日本漢字能力検定協会と関連会社４社、前理事長・大久保昇被告（７３）、前副理事長の大久保浩被告（４５）です。大久保被告らは実体のない関連会社２社に「調査研究費」などとして取引させ、協会に２億８７００万円の損害を与えた背任の罪に問われています。大久保被告らは、協会から関連会社に支払われた金でクルーザーを購入するなどしていたということで、使い込みは３０億円を超えるとみられます。大阪国税局はこうした金が、適正に税務申告されていたかなどを調べるため税務調査を始めました。税務調査について、漢検協会は「当協会としては調査に全面的に協力していきます」とコメントしています。

( 2009/07/07 12:25 更新)

診療報酬詐取　山本病院が閉院へ

理事会で特に反対意見はなかったという

理事長らが診療報酬を騙し取ったとして逮捕された奈良県大和郡山市の病院が、閉院する方針であることがわかりました。この事件は、大和郡山市の「山本病院」理事長の山本文夫容疑者（51）と事務長の大杉龍太郎容疑者（57）が、生活保護を受けていた男性２人に心臓の手術を行ったとする嘘の申請を行い、診療報酬、約１７０万円を騙し取った詐欺の疑いで逮捕されたものです。この事件を受け、山本病院では６日、理事８人のうち、５人が出席して理事会が開かれ、今後の病院運営について話し合いが行われました。その結果「病院としての社会的信用を失った」として、閉院する方針が固まったということです。閉院について、特に反対意見はなかったということで、近く県にも報告することになります。現在、山本病院には４２人の患者が入院しており、今後、転院先を探すことになります。

( 2009/07/07 12:20 更新)

少年が起訴事実認める　タクシー運転手強盗殺人

弁護側は「減刑されるべきだ」と主張

去年１２月、兵庫県稲美町でタクシー運転手を殺害し、現金を奪ったとされる１９歳の少年の裁判が始まり、少年は起訴事実を認めました。強盗殺人などの罪に問われているのは、兵庫県加古川市に住む元派遣社員の少年（１９）です。起訴状によりますと、少年は去年１２月、稲美町の公園の駐車場でタクシー運転手の永田三郎さん（当時５４）の首をナイフで刺して殺害し、現金、約５０００円などを奪ったとされます。７日の初公判で、少年は「間違いありません」と起訴事実を認めました。検察側は冒頭陳述で、「少年は自分の虚栄心から、友人との遊ぶ金はほとんどを支払っていて、事件当日も友人と遊ぶ金が工面できなくなり、自分の面目を保ちたいという気持ちから犯行に及んだ」と指摘しました。これに対し、弁護側は「友人たちからの金の要求は、給料のほとんどを使わせるなど厳しいもので、追い詰められた末の犯行であり、減刑されるべきだ」と主張しました。

( 2009/07/07 12:14 更新)

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