▼みなさん、これを大ニュースと表現しては、まったく僭越です。
世界ではウルムチの民衆蜂起をはじめ、ほんものの大ニュースが満ち溢れているのですから。
ただ、この地味ブログをわざわざ訪ねてくれるひとには、やっぱり、いち早くお知らせしたいことでは、あります。
▼ノンフィクション新刊の「王道の日本、覇道の中国、火道の米国」(PHP出版)は、きのうの朝9時半ごろに全文を脱稿しました。
そしてPHP出版は、わずか1日でゲラに刷り上げてくれました。こんな早さは、まさしく異例の努力だと思います。感謝しています。
これで、順調にいけば、いちばん早くて8月5日に、書店に並び始めることになりました。
▼そのゲラがゆうべ遅くに、自宅へ届きました。
宅急便でOKなのに、担当の編集者が、みずから届けてくれました。このまま無事に出版となるようにと、祈りにも似た気持ちがあるのだと思います。
というのは、ぼくのほうも、この分厚いゲラの直しを、木曜の朝までにすべて終えねばならないという、常識的にはまったく無理なことを、達成せねばならないからです。
それも、ふだんと変わらないウルトラ過密スケジュールをこなしながら、です。
今日はまもなく独研(独立総合研究所)の本社で、たいせつなミーティングをしたあと、羽田空港から大阪へ。
東大阪市の近畿大学の経済学部で、2コマ、3時間の連続講義を、全身全霊でおこなってから、大阪市内の関西テレビであすの報道番組『アンカー』のための、打ち合わせというより討論会です。
いつも、これがなかなかに苦しい。
そして、あす水曜は、早朝の電話によるラジオのレギュラー生放送、そして『アンカー』の生放送と続き、そのあいだ、政局と北朝鮮と東トルキスタン(ウイグル)がこのような状況ですから、膨大な電話のやりとりがあると思います。
そのなかで、どうやって、ゲラ直しをするのか。
もちろん夜は、これから二晩、まったく寝ないでやるのですが、それだけで時間が足りるとはとても思えない。
正直、トイレの中にも持ち込みたい心境です。
うはは。
▼だけど、このゲラ直しと、ウルムチの民衆蜂起がぶつかったのは、もちろん偶然ではありますが、偶然とは捉えないで、この新しい書物の果たすべき役割のひとつを暗示していると捉えて、一命を捧げて、ベストのゲラ直しをいたします。
▼このゲラ直しが予定通りに終われば、新刊は、編集者の話によれば8月5日から7日ぐらいに、全国の書店に並び始める見通し、とのことです。
もちろん、もう予約は可能だと思います。(宣伝みたいで申し訳ないですが、きっと「予約できますか?」という問い合わせのEメールをいただくと思いますから…)
▼写真は、そのゲラです。
けっこう、分厚いですよね。
実は書きすぎてしまって、版元のPHPから「5枚、削ってください」と求められています。
その5枚で、本のページ数が値段の区切りを超え、このままでは定価が高くなってしまうからですね。
削ってくれ、と言われたのは、初めてです。
ちょっと辛いですが、定価の高い本をみなさんに買ってもらうのは、嫌なので、削ります。
しっかしなぁ、ほんとは、1ページ、1行、1字に、この心身から削り取って、それを吹き込んで書いているから、け、けずるのは辛い。
だけども、みんなが買いやすい値段の本にするのも、プロの書き手の仕事です。
▼ついでですが、写真に写っているのが、つまり、ぼくの自宅の書き机です。
意外に狭いでしょう。
独研の社長室はもっと大きな机ですが、そっちはそっちで、書類で埋まっていて、わずかな隙間で仕事をしています。
この自宅の書き机は、まだ共同通信の新人記者だった時代に買った小ぶりな机で、ぼくの転勤や転身と一緒に、ずっと移動してきたわけですね。
ほんとうは、ぐーんと大きな机でゆったり書きたいけど、マンションの部屋そのものがたいへん狭いのだから、まぁ、無理な話です。
ただ、窓の外には、東京湾岸のむこうに、わたしたちの富士もひかえていて、それは最高です。
パソコンのディスプレイの右横にふたつ、並んでいるのは、バッファローの外付けHDDなのですが、これが最近、ぶっ壊れてしまって、たいせつなデータが取り出せなくなって、気持ちが塞がってしまうほど、困っています。
いま、ぼくの仕事もコスト削減が重要テーマになっているから、業者さんの高額な復旧作業は頼めません。何か良い方法を知っているかたは、教えてください。
ちなみに、その前あたりにある、電話もこないだ壊れました。
これは、買いに行く暇がない。
まぁ、大半の電話は、みなさんと同じように携帯で済ませていますけどね。
外付けHDDのうえに、載せてあるもののひとつは、こないだ隠岐の島を訪れたときに、隠岐の島JC(青年会議所)の9人の志士たちから、記念にいただいた黒曜石の星座図なのです。
隠岐の島も竹島も、黒曜石の素晴らしい産地です。
ぼくのために、わざわざ、これを作ってくださったとのことで、しかも、その作者は、竹島に上陸した漁師一家の八幡家のご当主さまなのです。
それに、ただの天体図ではなく、宮沢賢治の銀河鉄道の夜がベースになっています。
銀河鉄道の夜には、黒曜石でつくられた星座図が、確かに出てきますよね。
小さな子どもの頃から賢治に親しんで育った、ぼくには、それも嬉しいこと、嬉しいご縁です。
青山さん、おはようございます。
私オンザロードへ日参しているのは、このような記述をこの目でしかと、何回も拝見したいからと申しても
過言ではございません。
凄い、凄い…朝から嬉しいお知らせをありがとうございます。
それにしても存在感ある、分厚いゲラ原稿。
ああ、ここで生まれたノンフィクション新刊の「王道の日本、覇道の中国、火道の米国」(PHP出版)
いよいよ真夏の書棚へ並ぶのですね。
わくわくしながらお待ちしております。
予約して必ず購入します。
いつもに増しての、殺人的スケジュールですね。
私が言ってどうなるものでもない事は重々承知しておりますが、どうぞご自愛下さい。
日本の政局や海外に目を向ければ、青山さんは益々必要とされるでしょう。ここで倒れられたら本当に困ります。
重ねて申しますが、本当にご自愛願います。
青山さんの最近の日記は哀しみに包まれていたように思いますが、今日の日記は本当にうきうきしているお気持ちが伝わってきました。物書きとしての青山さんの達成感?があふれているように思います。最終校正、お忙しい中での殺人的なスケジュールかと思いますが、もう一息ですね。
新刊、本当に楽しみです!!今日のうちに、近くの書店で予約したいと思います。
HDDが2台、写真に写っていましたが、ずいぶん容量の大きなもののようですね。僕は仕事でHDDとか、電話機など、事務用品も扱っていますので、もしよかったら、今度セールスさせて下さい(笑)。
国内外では目を離せないような大きなニュースが次々に報じられていますね。病院にいる幼い子どもたちを前にして、彼らの将来について、つい考えてしまいます。そして、子どもたちの将来を明るいものとするためにも、今がわたしたちの踏ん張りどころだなぁと思わされます。
新刊が出版されて、サインを入れていただく機会があれば、『日中の興亡』の時と同じように娘の名前を入れていただければと思います。将来、娘にも読んでほしいからです。よろしくお願いします。
新刊、楽しみにしています。
予約している本屋さんからの入荷連絡が、待ち遠しいです。
無理はしても無茶をせずに、どうぞ健康には充分に留意され、これからもフェアーな情報と物事の見方、考え方の指標を伝えてください。
最近更新が少し多いのでお忙しさに拍車がかかっている!と思いながらも嬉しく思っています!
書斎、とてもこぎれいにされているんですね〜
独研の印象的なあの真っ赤な椅子からは想像できないようなたたずまいです。
つくえ、は青山さんの喜び・悲しみ・辛さ・希望
数かぎりない思いを長い時間ともに過ごしているのですね。愛着ものですね。
頁、ものすごい分厚さですが手書き?なのでしょうか? もしそうならたいへんな創作時間を要していると思います!
いまどきはPCでしょうが印刷でこの分厚さ?なら
またまた一層すごいことです!!
8月、書店に並ぶのを楽しみにしています♪
2晩も寝ないで書き続ける、なんて人間業?とにかく
すごい!! ほんと、おからだが心配です。
辛い削除の作業ありますが、予定通りうまく事が運びますように。
サリッサムではなくアリッサムでした〜
青山さん
想像を絶する激務をおしてのエントリーありがとうございます。
>外付けHDDのうえに、載せてあるもののひとつは、こないだ隠岐の島を訪れたときに、
>隠岐の島JC(青年会議所)の9人の志士たちから、記念にいただいた黒曜石の星座図な
>のです。
と伺っては黙っておられず(笑)、書かせていただいております。私も子どもの頃から賢治の作品が大好きでした。そして、「銀河鉄道の夜」は、なぜか毎年七夕になると思い出し、ペラペラと好きなページをめくってみるのが習慣になっています。
今回、「黒曜石の星座図」というくだりを最初に目にしたときも、「これは、カムパネルラが銀河ステーションでもらったという、星図のようなものをモチーフにしているに違いない」と興奮?しつつ、エントリーを読み進むと、確かにそのことが書いてあり、更には、青山さんも賢治に親しまれていたことを知り、三たび興奮?したような次第です。
今日は七夕。ほんらいの星空、天の川を仰ぐには、旧暦の七夕こそがふさわしいですが、例年通り、今夜「銀河鉄道の夜」を読み返してみます。
(※ニオミディアさん、七夕は中国の節句のひとつとか、代り映えがしない屁理屈は言わないでくださいね。中国歴代王朝と日本の歴史的、文化的な関係と、あなたが愛してやまない中国共産党との関係は別物ですから。あなたの前回の書き込みに、お仕着せがましい漢字に関する混同表現があったので、この場で言っておきます。では今日はこのへんで、またお会いしましょう。)
もうひとつ、七夕といえば、昨年は洞爺湖サミットが始まった日でした。そのサミット直前のアンカーで、青山さんが解説されていた内容、そして「サミットはこれで終わり」というキーワードが、今年のサミットを前に改めて胸に応える気がします(もっともっと政治家や官僚に応えてほしいですが)。
今回のウイグル(ウルムチ)蜂起についても、昨年来の青山さんのチベット蜂起や東トルキスタン問題に関する発信情報を反芻すればみえてくるものがあります。昨年7月のアンカーでの「中国語の新疆は、もともと“新しい領土(新たに征服された土地)”という意味であり、漢民族視点でウイグル人が元来住んでいた土地をそう呼んでいる云々」という解説なども鮮明に思い起こされます。
また、前々エントリー「最前線の夜明け」に書かれている青山さんの隠岐の島の講演のお話には大いに触発されました。そんな中、与那国島への陸自部隊配備の報道をみましたが、現政府のこの対応は評価に値すると思います。遅きに失し、また、かなり不十分ではありますが、たとえば、旧福田政権下などでは考えられないことですから。今後、北方領土、竹島、尖閣諸島問題等に、どんどん国家としての意思表示をしていただきたいものです。
HDDデータ破損の件、普通のパソコン専門店に持ち込んだ場合、35000円〜70000円くらいで復旧する可能性があります(DVDまたは別HDDにデータを移す場合)。私も以前データが取り出せなくなって困ったことがありまが、地元のパソコン専門店で復旧してもらいました。
それでもダメな“重症”の場合は、専門業者に頼まざるを得ないことになりますが、値段は容量によって変わります。100GB〜500GB程度なら30万〜40万円程度のようですが、お見受けしたところ、青山さんのHDD容量は1TBはありそうなので(バッファローのHD-QS1シリーズ?でしょうか)、新品HDDにデータを移す費用が50万超になるかもしれません;;
青山さんのデータは国家的財産(笑)なので、セキュリティ面からも生兵法よりは専門業者にお任せされた方がいいような気がします。どなかた、専門の方がボランティア価格で対処してくださるといいですね。
それでは本日のアンカー、楽しみにしております。
「王道の日本、覇道の中国、火道の米国」(PHP出版)、先ほど書店に電話予約しました。
今から待ち遠しいです。
最後に、今回は「“ふひ。”」ではなく「“うはは。”」になっておりますが、どうにもお体が心配です。「日中の興亡」のゲラへの赤入れのとき同様、中曽根元首相伝授?のバナナをお忘れなく(笑;)。
訂正ついでの余談をお許しください。
劇場用アニメ「銀河鉄道の夜」(1985)は当時、賛否両論ありましたが、細野晴臣氏の音楽と映像の相性も良く、原作には遠く及ばないものの、私は結構好きでした。
ここで描かれていた「黒曜石の星座図(星図)」は動く星座早見盤のようで、もう20年以上も前のことですが、今でも印象に残っています。
http://www.youtube.com/watch?v=Vnk0fD1bo-E&feature=related
初めまして。いつもアンカーを楽しみにしています。
バッファローの外付けHDDですが、電源も入らないような状況ですか?
通電はするが、ファイル転送中に2分程度で切断するような場合、パソコンとクロスケーブルで直結させるとうまくコピーできる可能性がありますよ。
他のパソコンに接続して動作可能であれば、ドライバーを修正すれば回復します。
ファイルテーブルの不良なら復旧ソフト(フリーも存在します)で修正・コピーします。
電源を入れて異音がするなどはハードウェア障害です。
専門の方に任せた方が良いと思います。
依頼する場合は自前の工場を国内に持っているかがポイントになると思います。
工場がない場合、ハードウェア障害の復旧は望み薄です。
ついでにバックアップについて。
実際に破損した時の身軽さから、RAIDなど複雑なシステムではなく、
単純に異なる物理ドライブに複製することを強くお勧めします。
OSの終了と同時に自動複製してくれるようなソフトを導入すると、手軽で便利です。
HDDの他にハードウェア障害に強いと言われるSSDの導入などもご検討ください。
データがなくなると世界が崩壊したかのような喪失感を覚えます。
無事に復旧されることをお祈りします。
今日は・・一限だけですが・・社会人組みとして・・
受講できました。
まだ・・骨折が完全に治っていないのに・・・
白板まで・・走る姿には・・驚きましたよ。
それと・・アンケート・・汚い字で・・ごめんなさい。
凄く・・緊張してたんで・・
これからも・・ずっとずっと・・応援してます。
ありがとうございました。
宗教団体だし、教祖を国師と言ってるのが怪しいのですが、
でも憲法改正や国防についてハッキリ政策出してます。
これなかなかおもしろいです。
幸福実現党の北朝鮮核ミサイル発射のドラマです。
http://www.youtube.com/watch?v=k354akEKAZw
「北朝鮮、核ミサイル発射!!North Korea Launches Nuclear Missiles!」
生活が第一なのは国防が第一があってこそです。
「友愛」「正義」などではないのです。
国防、国益があってこそ平和な生活があるのです。
自民党は朝鮮カルト宗教の創価と手を切って、
右派宗教団体の幸福実現党の政策を少しは見習ってほしいです。
凄い!!!