news

泉はプロレスラー・安生に師事 ヴァンダレイ・シウバが目標=戦極

写真

泉は安生に師事していることを明かした。階級はライトヘビー【スポーツナビ】

 アテネ五輪柔道90キロ級銀メダリストの泉浩が7日、都内ホテルで行われた会見で総合格闘技「戦極」への参戦を発表した。

 会見に出席した泉は、「北京オリンピックが終わってから噂されていましたが、自分としては4月の全日本選手権が終わってから総合格闘技の世界を目指してみたいと思いました。総合格闘技はPRIDEがテレビで放送していた時から拝見していて、戦極は柔道の諸先輩方が活躍していたのもあるし、熱さ・熱意が伝わってきたので決めました」と、総合転向を決意した時期および参戦団体として戦極を選んだ理由を語る。

 多くのメダリストを輩出した名門私塾・講堂学舎出身で先輩には吉田秀彦・瀧本誠らがいることから、そのラインで吉田道場入りかとも思われたが、所属先に関しては現時点で未定。現在はプロレスラーの安生洋二に師事して総合格闘技の技術を学んでいる。
「所属先に関してはこれから決めていきたい。(総合の)練習は6月の実業団団体対抗戦が終わって、そこから本格的に始めました。安生さんには前からお会いしていて総合格闘技の技術が高く、自分の体型やファイトスタイルをよく考えて相談に乗ってくれ、やりやすいというのがあったので安生さんを選びました」

 また、同階級(ライトヘビー級)で戦うことになる先輩・吉田秀彦との対戦について尋ねられると、「個人的にやりたいというのはないが、ファンの求めがあればやってもいいかとは思う。尊敬する先輩なので、胸を借りるつもりでやってみたい」と答え、さらに「PRIDEの時のヴァンダレイ・シウバのような打ち合うスタイルだったりを心がけ、ファンが喜ぶ試合をやっていきたい」と語り、早くもプロ根性を感じさせるかのコメントを発していた。

 戦極を主催するワールドビクトリーロードの國保尊弘代表は、デビュー戦の時期について「練習の具合を見て考えたい」としたものの、同時に「日本人離れした肉体とパワーを誇る泉選手がどんな活躍をするかワクワクする」「1日でも早くデビューして多くのファンに見てもらいたい」とも語り、活躍に大きな期待を寄せていた。

 石井慧に続く形で戦極参戦の決定した柔道家・泉。はたしてその総合における実力が明らかとなるのはいつの日なのか――。

【関連記事】
アテネ五輪柔道銀メダリストの泉浩が「戦極」参戦
インタビュー、大会詳細など――戦極特集
石井慧の公開調印式に3000人 新宿アルタ前で戦極と正式契約

[ スポーツナビ 2009年7月7日 17:43 ]

前後の記事 - [格闘技]

こちらの編集部ブログにトラックバックすると、タイトルが表示されます。

トラックバックURL :
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/fight/tb_ping/20

おすすめエントリー

編集部発ブログ

ブログ検索

お知らせ

携帯版スポーツナビにアクセス! 携帯版スポーツナビ
 ・格闘技はケータイで!
  大会速報はより早く、深く
  戦評、選手コメントも充実
Yahoo!保険 Y!ポイントプレゼント
自動車保険見積もり請求

サイト内検索:  携帯版スポーツナビ携帯版スポーツナビブログ