かなめも・第1話
どうも今期はどれもこれもイマイチだなあと思いつつ、予定していた新作16本のうち既に半分以上を消化していた。ようやくこの「かなめも」で「あ!いいかも!」と思える物に出会った。
突如ひとりぼっちになった中町かな。生きて行く為に住み込みのバイトを探すのだが、なかなか見つからない。一方で女の子だらけの新聞配達所の風新新聞専売所。人手不足で住み込み可で従業員を募集中。まるで電気のコンセントとプラグの様にはまるべくしてはまる組み合わせが用意され、予定調和の様にかなは風新新聞専売所で住み込み従業員となる。
いやあ、あり得んだろw
かなを育てていたおばあちゃんが亡くなって一人になりました、迄はあるとしよう。で、荷物を引き取りに来た業者を見て未成年者が一人で出奔するってどう言う事だよ。親族はどうしたんだ。行政はどうしたんだ。そんなよく分からん事情でかなは野良かなになりかける。
一方の風新新聞専売所。所長(代理)が小学生で販売店を経営していて、住み込みで年頃の女の子4人が配達員。あり得ん!思いっきりあり得ん!w
最初、あの5人は姉妹なのかと思った。姉妹で今は亡き親の経営していた新聞配達店を支え合っているのかと。これなら未だ理解は出来る。年の近い女の子が5人も居るのも姉妹ならそら年も近かろうと。でも5人は東西南北+天で姓が違うよ。
なんて、あり得ん設定はおいといて、新聞配達店の女の子6人の共同生活アニメってのは新鮮だし、キャラもかわいいし、ここまでの今期一番のお気に入りとなった。
頑張れ唯かな。
「大丈夫、何とかなるよ、きっと」
おー、それはさくらたんの無敵のおまじないではないか!
泣くな、かな。
さて、風新新聞お茶の水専売所だが、新聞配達のシーンで神田明神が出るまで実在の場所に比定できるとは考えてなかった。神田ニコライ堂に似てる建物はあるなと思ったが。そんな訳でこの第1話で登場したシーンをプロットしてみたら、風新新聞お茶の水専売所はこの範囲を配達範囲としている模様。駿台が出たのであの「女坂」は駿河台の女坂かと思ったらもっとずっと北の湯島天神の女坂だった。
こんな感じの範囲ね。
今度の週末、晴れるとイイナ(←行く気満々w)