択捉島住民がビザなし拒否の姿勢 北方領土特措法に抗議【ウラジオストク7日共同】北方四島在住のロシア人と日本人の元島民らが相互に行き来するビザなし交流で、6日夕に北海道・根室港を出発した日本側訪問団の受け入れについて択捉島の住民が拒否を表明していることが7日、分かった。訪問団が同島を訪問できなくなる可能性もある。日本で北方領土を「わが国固有の領土」と明記した改正北方領土問題解決促進特別措置法が成立したことへの抗議という。 北方四島を管轄するサハリン州政府当局者が明らかにした。受け入れ拒否は「北方領土特措法が廃止されるまで」としている。 山口洋子連合副事務局長を団長とする65人の訪問団は、7日に国後島、8~9日に択捉島に上陸予定で、新党大地代表の鈴木宗男衆院議員も参加。日本の外務省ロシア課は「予定の変更は聞いていない」としている。 【共同通信】 |
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