最終更新: 2009/07/07 19:21

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大阪市パチンコ店4人死亡放火殺人 逮捕の男「ガソリンなら大量に殺せると思った」

5日、大阪市で男女4人が犠牲になったパチンコ店放火事件で、逮捕された41歳の男が「ガソリンなら一度に大量に殺せると思った」と供述していることがわかった。
逮捕された大阪市此花区の無職・高見素直容疑者(41)の小学校の卒業文集。
将来の夢は、「短距離輸送」だった。
作文では、修学旅行で山口県の秋吉台に行った時のことについて、「ぼくはあんな美しい所へ行って、もっと自然や動物を大切にしなければいけないと思った」と書かれていた。
5日、大阪市のパチンコ店に放火し、4人を殺害したとして逮捕された大阪市此花区の無職・高見素直容疑者。
高見容疑者は「消費者金融に200万円から300万円の借金がある」と供述しており、容疑を認めている。
さらに、高見容疑者は「刃物で殺すのは難しいが、ガソリンなら一度に大量に殺せると思った」と供述しているという。
7日、事件に巻き込まれた犠牲者の1人、高巣 ヤエノさん(62)の告別式が営まれた。
参列者は「温厚でね、お母さんって感じの本当に家庭的な方ですよね。本当に無念だろうなと思います」と話した。
広島市で少年時代を過ごした高見容疑者。
少年時代を知る人は「優しい子でした。考えられません」と話している。
その後、結婚し、子どもをもうけるも離婚。
別れた妻の母は「給料安くてね。誰もが(結婚に)反対ですよね。いろんなことに誘われるでしょ。嫌と言えない。気が弱い人でした」と話した。
高見容疑者は、2年前から現在の大阪のマンションに1人暮らしをしていた。
当時は、運送業の仕事に就いていたが、最近は無職だった。
高見容疑者はの元同僚は、「(取引先に)評判はよかった。嫌味も何もない人だった」、「ものを頼めば『ハイ、ハイ』と言って働いてくれるからね」と話した。
犯罪心理学にくわしい作田 明氏は「孤独で追い詰められていると、本人が思っている。(土浦、秋葉原など)通り魔事件に影響されて起きた要素は強いんじゃないかと思いますね。ただ今回のように、1人でもあんな簡単に事件が起こせるんだという変な理解が広まってしまうと、非常に危険だなと」と話した。

(07/07 19:01 関西テレビ)


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