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紳助ショック! ボロボロTBSが「行列−」食った

夏ドラマ“アツい”男の闘い

 7月にスタートした連続ドラマを見渡すと、なぜか男が主人公の骨太作品が多い。民放各局ではドラマ視聴率が季節はずれの寒〜い結果にならないように知恵を絞って直球勝負に出たようだ。

 城山三郎氏の小説をドラマ化したTBS系「官僚たちの夏」(日曜午後9時)は、高度経済成長期へと向かう昭和30年代の通産省を舞台に高級官僚たちの戦いを描く。

 日本国民みんなが買える国産車を作る「国民車構想」をテーマとした5日の初回の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は14.5%と上々の滑り出し。同時間帯では20%台を連発する人気を誇る“お化け番組”「行列のできる法律相談所」(日テレ系)が17.0%に落ちて、“官僚”に食われた格好。司会の島田紳助もビックリ?!

 出演者は“ミスター通産省”の異名を持つ主役を演じる佐藤浩市をはじめ、堺雅人、高橋克実、高橋克典、船越英一郎、北大路欣也といった豪華な布陣。作家の麻生千晶氏は「下手をすると、社会現象を描くだけになりがちだが、実力派の出演者をそろえただけあって、重厚なドラマになっていた。ニュース風のモノクロ映像がカラーに変わる演出もよかった」と評価する。

 小泉孝太郎のドラマ初主演となったのは、「コールセンターの恋人」(テレ朝系、金曜午後9時)。

 小泉が演じるのは、コールセンターのお客さま相談窓口に転勤し、人生初の荒波にもまれながら成長していくサラリーマンの役。3日の初回は9.3%と2ケタに届かなかったが、コラムニストのペリー荻野氏は温かく見守る。

 「小泉純一郎元首相というあまりに有名な父を持ち、日本中が心配して見ている俳優。スキがあってハラハラさせるが、それが持ち味になっている。今回は主役といってもイジられるキャラ。名取裕子や柴俊夫のような濃い脇役に囲まれ、どうなるのか。まだ色がついていないだけに楽しみ」

 連ドラの常連、ジャニーズ勢の主演作は、この夏も計6本に上る。

 SMAP・草なぎ剛は謹慎明け第1弾のドラマとなる「任侠ヘルパー」(9日スタート、フジ系木曜午後10時)で、真価が問われる。

 異彩を放つのは、秋本治氏の長寿漫画が原作の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(8月1日スタート、TBS系土曜午後7時56分)。主役・両津勘吉をSMAP・香取慎吾が演じる。「忍者ハットリくんや孫悟空を演じてきた香取がどこまで漫画的になるのか見てみたい」(ペリー氏)

 ベテランによる異色コメディーも。コワモテの舘ひろしは「ダンディ・ダディ?〜恋愛小説家・伊崎龍之介〜」(9日スタート、テレ朝系木曜午後9時)で、娘(南沢奈央)を溺愛するパパ役に挑戦する。

 「コメディー路線から戻れるか心配だけど、舘の壊れていくさまが楽しみ」(ペリー氏)と、ドラマ愛好家の間で早くも話題になっている。

 さて、夏を制する男は誰か−。

ZAKZAK 2009/07/07

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