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暴動の責任は政府にある〜世界ウイグル会議

7月7日12時42分配信 日本テレビ

 中国国営の新華社は、政府当局者の話として、中国・新疆ウイグル自治区で5日に起きた大規模な暴動は、ウイグル族の人権問題に取り組む「世界ウイグル会議」が暴動を主導したと伝えた。これに対し、世界ウイグル会議のラビア・カーディル議長はNNNの取材に応じ、政府側の主張に真っ向から反論した。

 カーディル議長は「この暴動の責任は政府側にあります。平和的な抗議活動だったのに、政府は軍隊を1万人も出動させ、ウイグル族を鉄砲で殴って機関銃で撃つなどした」と述べた。また、政府がこの暴動の死者を156人と発表したことについて、「実際には400人のウイグル族が殺された。政府は報道を規制している」として、国際社会に対し、徹底した調査を行い、実態を明らかにするよう求めた。

最終更新:7月7日12時42分

NNN24