皆様、素敵な言葉の綴られたコメントをたくさんありがとうございました。
ご質問もよくいただきますが、なかなか全部の方にお答えできなくてごめんなさい。
中にはお答えできないものもあったりして辛いところです。
さて今日は、以前からいろんな方から質問されることの多かった
「銀の鬼」のタイトルの由来について少しお話したいと思います。
以前の記事で一度そのことには触れましたので、タイトルが最初は
「白い鬼」だったということは覚えておられる方も多いかと思います。
それが通らず何故「銀」になったかと言いますと、いろいろ理由はありますが、
究極のところは担当様の美しい髪の色のせいであったのではないかと…
そのようにティーは思うのであります。
そうです、「銀の鬼」というタイトルは当時の担当様がつけてくださったんです。
若くして銀色が目立つ長身細身の男性でした。
きっと今頃は見事な銀髪であらせられましょう。
もちろんタイトルだけでなく、作品が行き詰って苦しい時に何度も助けていただきました。
そうそう、面白いエピソードがあるんです。
リンクさせていただいてる“銀の鬼特集”のインタビューで私ったら、ひとつ嘘をついてしまっています。
なんてやつでしょう!相変わらず〜〜〜!!
原稿を全部自分一人で描いた、というところです。
ああ、ああ、忘れていましたよ。
その担当様にベタを塗っていただいたコマがあるんです。
流也の高校の華道部で、花形先輩を前にして部員たちがズラーッと並んで座っているシーンです。
そのおかまさん風高校生達の制服を黒く塗ってくださったのが担当様でした。
作画が早朝までかかってしまって、どうにもこうにも間に合わなくなったとき、
仕方ないのう…と、やってくださったんです。
すごく上手でした。ホントに。
実は才能を隠していらしたそうです。
茶)またお願いしますよ〜!
担当様)それはダメーーー!
担当様、作者の超無鉄砲な行き方にも負けずに「銀の鬼」は復活し、続いて行こうとしています。
本当にお世話になりました。
銀の髪は今きっとまばゆいばかりに輝いておられることでしょうね?
長く伸ばしツノつけてお化粧して、絹のガウンをまとって見せていただきたいです。
パーティで演じられた「白雪姫」のおきさき様役の美しさは今でも忘れられませんから。