田上新社長、三沢カラー残し新しいノアに
ノアは6日、都内の事務所で臨時株主総会、取締役会を開き、前社長三沢光晴さん(享年46)死去に伴う新体制を決め、発表した。新社長に田上明(48)、副社長に小橋建太(42)と丸藤正道(29)が就任した。
田上、丸藤一問一答
-社長就任を打診されたときは
田上 最初、おれではやっていけないと思った。だが、(真由美夫人が)「三沢社長も最初はそうだった」と話してくれた。選手も付いてこないと、意見も聞かなきゃいけないということになった。
-どう盛り上げていくか
田上 さっき決まったばかりだから、整理がついていない。だが前社長の三沢光晴が築いたノアという会社を土台に、新しいノアにしていこうと思っている。三沢カラーも残しつつ、若い選手の意見も取り入れていきたい。
-選手は続けるか
田上 まだ考えていない。まだ選手なので、小橋選手同様にリングで頑張っていきたい。そんなに頭の中で整理できていない。
-副社長就任の心境は?
丸藤 この会社には自分よりキャリアも年齢も上の人がいる中で、このポジションに指名された意味を自分の中で受け止めたい。三沢さんが亡くなったときに、レスラーや社員が「一緒になって頑張っていこう」と、ファンの前で言った言葉を証明できるように、田上社長、小橋副社長たちとコミュニケーションを取っていきたい。
[2009年7月7日7時25分 紙面から]
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