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与党「悲惨な数字」と衝撃 世論調査、民主は歓迎ムード
(07/06 21:07)


 東京都議選に関する6日の共同通信の世論調査結果に、都議選を国政選挙並みに重視する公明党は「悲惨な数字」(中堅)と衝撃を受けている。自民党では中堅・若手から敗北を前提とした麻生太郎首相の退陣論も出ているのとは対照的に、民主党には歓迎ムードが広がった。

 公明党幹部は「自民党内のごたごたが有権者の失望と反感を生み、公明党がそのあおりを受けている」と自民党への不満を表明。中堅は「無党派層が完全に与党からそっぽを向いている状態だ」と嘆いた。

 自民党若手は「今の自民党に対する正直な声だ。麻生首相のままだと流れは変わらない」と指摘。中堅は「都議選後すぐに解散すれば自爆だ」と強調した。国対幹部も「『一度、民主党に』という期待感が数字に表れている。衆院選を見据えると好ましからざる数字だ」と危機感を示した。

 一方、民主党の都連会長でもある菅直人代表代行は「手応えを感じている」と歓迎。東京20区が地元の加藤公一衆院議員は「『東京から政権交代の実現を』という主張が浸透しつつある」と分析した。

 

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