【社会】車のCO2排出量マップ 国立環境研がHPで公開2009年7月6日 19時12分 車から排出される二酸化炭素(CO2)の量が市区町村ごとに分かる「自動車CO2排出量マップ」を国立環境研究所(茨城県つくば市)が6日、ホームページで公開した。 排出量によって市区町村を色分けした。総排出量は都市部で多いが、人口1人当たりでは公共交通機関があまり整備されていない地方で多い傾向となっている。 国土交通省が約5年ごとに交通量などを調べている道路交通センサスのうち、約2%の車の所有者らに1日の使用状況をアンケートした結果を利用。車種別のCO2排出係数をかけて排出量を推計した。集計は車を登録している市区町村ごとにした。 公開したのは1999年と2005年分。車種ごとにも表示できる。同研究所は「地球温暖化対策推進の基礎データとして、周辺より排出量が多い自治体は対策を考えるなど判断材料にしてほしい」としている。 アドレスはhttp://www-gis.nies.go.jp (共同)
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