2009年7月6日 19時41分更新
瀬戸内海をはさんだ岡山・香川両県の県庁所在地が協力して地域活性化策を考えようと岡山市の高谷市長と高松市の大西市長のトップ会談が6日高松市で開かれ、職員の人事交流を定期的に行うことなどを申し合わせました。
初めての2人の会談は6日、高松市の玉藻公園で行われ、はじめに高松市の大西市長が「率直な意見交換をさせて頂きたい」と挨拶しました。
会談では観光振興策や両市の職員の交流などについて意見が交わされ、平成11年度から断続的に行われてきた人事交流を毎年定期的に行うととともに、最大で2週間程度だった派遣期間を1年程度にのばすこと。来年の「瀬戸内国際芸術祭」をきっかけに、両市が力をあわせて観光客の誘致に取り組むことなどを申し合わせました。
このほか、会談では高松市の水不足についても話し合われ、岡山市の高谷市長は、「岡山は水資源が豊富なので、何か出来ることがあれば協力させて頂きたい」と述べて、水不足が深刻化する場合には岡山から水を輸送するなどして支援する考えを示しました。