岡山放送局

2009年7月6日 19時41分更新

かぼちゃでそうめん流し

岡山県瀬戸内市の保育園で、ゆでると実がそうめんのように細くほぐれる「そうめん南瓜」という野菜を使った「そうめん流し」が行われ、子どもたちが挑戦しました。「そうめん南瓜」はウリ科のカボチャ、「金糸瓜」の呼び名の1つで、ゆでると実がそうめんのように細くひも状にほぐれることから、この名で呼ばれています。

岡山県瀬戸内市牛窓町では地域の特産品にしようと50軒ほどの農家が合わせて7ヘクタールの畑で栽培し、全国でも有数の産地となっています。

6日は農協や農家の関係者が「そうめん南瓜」のおいしさを知ってもらおうと地元の保育園を訪れ、およそ30個のそうめん南瓜をゆで上げ、実をほぐしていきました。

保育園の敷地内には長さおよそ4メートルの竹を組んだ「筧」が2組用意され、75人の園児たちがさっそく「そうめん南瓜」を使った「そうめん流し」に挑戦しました。

子どもたちは水の中をすべり落ちてくる「そうめん南瓜」を夢中になって箸ですくいあげ、おいしそうに味わっていました。
子どもの1人は「シャキシャキしていつものそうめんよりもおいしかったです」と話していました。