2009年7月6日 19時41分更新
昆虫の視線でみた世界を写真で表現した作品の展示会が岡山市北区で開かれています。
会場には、昆虫写真家の栗林慧さんが全国各地で撮影した写真16点が展示されています。
写真は、特殊なレンズをつかい構図を工夫することで昆虫の視線でみる世界が表現されていて、このうち、岩の上にとまったトノサマバッタの写真はバッタが、今にも海に向かって飛び立ちそうな様子をとらえています。
また、木の幹にとまった2匹のカブトムシを写した写真は、大きな角を今にも交えそうな緊迫感が伝わってきます。
このほか、アリが自分の体の数倍もあるタンポポの種を一匹で運んでいる様子など人の視線では見ることができない昆虫の世界が紹介されています。
この展示会は、岡山市北区の環境学習センター「アスエコ」で8月1日まで開かれています。