恋人のひとと、関係を解消しました。
と書くと悪い話みたいですがそうじゃなくて。
本日午後0時45分、文句のつけようが無いくらい晴れ渡った空の下、区役所に婚姻届を提出しました。両親の作った戸籍を抜けて好きなひとと家族の単位を作り直した、って猛烈にインパクトある出来事!26年間わたしを指す記号だった「高村さゆり(偽名)」という女はこの世から消えて、別の苗字の鬼女が誕生したっていう事実こわい!!!
なんて言って、つい先刻まで恋人だったひとを見て、私はこのひとの妻として人生に寄り添うことを許されたんだなあと思ったら矢も盾もたまらない状態になったのもまた真実。嬉しさとかドキドキとか、そういう感情を持て余してどうしようもなくなって、おもむろにスキップとかしちゃったりなんかしてね…
最近はひとから「今が一番幸せだね」と言われることも多くあって、都度気持ち悪いくらいニヤニヤしてばかりいるのだけど、ここが絶頂にはしたくないなあと冷静に思ってもいて。だって甘い蜜をいっぺん舐めて「これが最後」と言われて我慢できるひとがいますか!「結婚が人生の墓場」というのもひとつの真実なのかもしれないけど、快適で愛にあふれた穏やかな穴ぐらを愛するひとと一緒につくって、毎日幸福でいたいって思うよ。というか、それができるひとだと思ったから、一生一緒に生きると決めるたったひとりのひとをあなたにしたんだよ。
人生、幸か不幸か終わりがあるけれど。病めるときも健やかなるときも、1分1秒でも多く、あなたと一緒にいられますように。
大事なひとたちに祝福されながら、第二の人生がはじまります。わたしにも、あなたにも、幸多からんことを!