私が強く訴えたい政策は、大まかにいうと、国防と景気回復そして、日本の未来ビジョンです。
まず国防については、憲法9条を改正し、北朝鮮のミサイルから、この国と国民の未来を守ります。北朝鮮がまた核実験を行っていますが、やがて核ミサイルを持ち、3年以内にそのミサイル技術を向上させて、とても物騒なことを実行しようとしています。ですから、私たちに残された猶予は3年しかないと考えます。このような状況の中で、まずは、憲法9条、そして攻撃されてからでなければ反撃できないという自衛隊法を改正すべきであると思います。自衛隊の装備も見直す必要があります。マスコミは「北朝鮮の核は外交のカードとして持つだけで、使うはずはない」と考えています。しかし、何の罪もない日本人を拉致するような金正日には、常識が通用しません。その北朝鮮が核ミサイルを持ったらどうなるのか。仮に民主党が政権を握ることになれば、日本は滅びます。ですから、それに対応する危機管理体制を作らなくてはなりません。私が首相になれば、北朝鮮が日本に向けて核ミサイルを撃ち込むならば、敵地先制攻撃で北朝鮮のミサイル基地を攻撃します。自衛隊は優秀です。足りないのは勇気ある決断ができる政治家です。
景気回復の具体策としては、消費税・相続税・贈与税を全廃し、消費を活性化させることを経済政策の柱といたします。デフレ基調にある経済を活性化する方法は、消費の拡大が効果的なのです。消費の拡大によって景気を回復させ、税収の増加を見込みます。それは既に、アメリカのレーガン政権で効果があったことです。もちろん、規制緩和や証券税制の減税をし、日経平均の株価を2万円台に回復させます。これで国民の財産を2倍にするのです。そもそも日本経済は、日銀と与謝野財務大臣が行った金融引き締めにより、サブプライムローン問題が起こる前に落ち込んでいたのです。すなわち、きちんとした経済政策を行っていれば、こんなに落ち込むことはなかったのです。これは、明らかに自民党政府の失政です。この2本の柱で、私たち幸福実現党は、日本を発展・繁栄させます。
政治家に確かな未来ビジョンがあって、未来に明るく建設的なものを打ち出していたら、現在の日本はこんなにひどい状況になっていなかったと考えています。私は、将来へのビジョンを示すことができずに、バラマキしか考えられないような古い政治家には退陣を勧告します。私は、日本の確かな未来ビジョンを掲げています。
1つ目は、2030年までに日本を3億人国家にすることを目指します。女性がたくさん子供を産んでも安心して生活が出来るようにします。経済環境や職場環境、住環境を整え、広い家が持てるようにもしていきたいと考えています。そして、3億人のうち1億人は移民を受け入れ、国際的に開かれた国家をめざします。日本に来ることを希望するアジア・アフリカ等からの移民を受け入れていくことで、同時に日本の農業を復興も成し遂げたいと思います。いま日本で農業をしている人は、65歳以上が60%を占めています。このままでは、農業従事者自然消滅してしまいます。また、食料自給率はカロリーベースで39%にまで落ち込んでおり、これは先進国のなかでも非常に低い数字です。ですから、移民を受け入れていくことで日本の農業も復興させたいのです。また、人口が増えたなら、日本が抱えている社会保障の問題、税金の問題も一気に解決に向かうのです。
2つ目は、交通革命です。既に技術的に確立しているリニア新幹線で、日本の都市をリニアでつないで一大経済圏を作ります。交通環境の向上が人や物の移動を活発にさせ、経済の活性化につながるのです。そして、日本だけでなく、全世界をリニアで結ぼうという壮大な計画も持っています。
最後に、公教育の見直しをしていきます。ゆとり教育を完全にやめて、塾に通わなくても公教育で進学ができるように改めていきます。
このように私たちは、日本をほんとうの意味で豊かにするために、様々な政策を考えています。そして、日本の国民をはじめ、世界の人びとにとって、日本がチャンスの国、夢のある国となるように目指します。これこそ、私たちが願ってやまないジャパニーズ・ドリームなのです。
こういう大きな未来ビジョンをもった政治家を、幸福実現党からどんどん輩出して、日本を世界のリーダー国にします。皆さま、どうか、ご期待ください。