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最終更新:2009年7月6日(月) 18時11分

新疆ウイグルの暴動、死者140人に

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 中国西部の新疆ウイグル自治区の中心都市ウルムチで5日、暴動が起ました。中国の国営メディアは、これまでに140人が死亡、800人以上が負傷したと伝えています。

 国営新華社通信によりますと、新疆ウイグル自治区のウルムチで、5日午後、ウイグル人住民による暴動が発生しました。

 新華社は、民族の独立を求める在外のグループ「世界ウイグル会議」が、暴動を主導したとしていて、市内の広場や商店街などで破壊行為が行われ、これまでに、市民ら140人が死亡、828人が負傷したと伝えています。「店が壊されるのを見ました。私の店も壊されました」(ウルムチ市内の商店関係者)

 一方、こちらは、在米ウイグル人協会が動画共有サイトに公開した映像で、大勢の人がデモ行進する様子が映っています。そして、市内に響きわたる銃声。

 「世界ウイグル会議」は6日、声明を出し、「広東省のおもちゃ工場で、先月、ウイグル人が漢民族に虐殺されたことに抗議するため、平和的なデモを行っていたところ、警察や軍の車両により武力的鎮圧を受けた」としています。

 「昨夜、街中の電気をすべて消して、無差別に射撃されているとの情報を私たちつかんでいるんです。(深夜)1時ごろ、新疆大学のウイグル人学生らがデモをやるために外に出た。その若い学生らが、どういう状況になっているのか、まだ不明です」(世界ウイグル会議日本全権代表 イリハム・マハムティさん)

 新華社通信は、デモ参加者数百人が逮捕され、さらに90人の行方を追っていると伝えています。(06日17:35)



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