店の運営形態 (+嬢の収入についての補足)
テーマ:エステのいろは某巨大掲示板の満蘭裏掲示板には、私のファン(アンチファン?)がいらっしゃるようで、・・・といっても、おそらく、せいぜい1人か2人だろうと思いますが・・・私の記事の批評をしてくださいます。
これは記事を書き続ける上で非常に励みになるので、とてもありがたいわけですが、先日は、既述のように、私がうっかり書いた『姫の時給』という言葉を笑われてしまいました。
くわしくは、(エステの三悪(その0)・・・時短、延長攻撃、筍剥ぎについて) をご参照ください。
というわけで、汚名挽回、名誉返上を賭けて、リターンマッチを挑みます。
というか、当該記事に、姫の収入について追記しましたので、その続き+補足、という意味で、『店の運営システム(収益配分システム)』について、書いてみたいと思います。
注)ところで、某巨大掲示板の満蘭裏掲示板では、たびたび、私は、『素人』であると指摘されています。
ですが、間違ってもらっては困りますが、私は、実際に、アジアンエステ初心者で素人なのです。
(アジアンエステ初心者ですが、『マッサージ初心者』ではありません。念のためw)
このブログも、初心者(素人)が初心者向けに書いているものにすぎません。誤解なきようお願いいたします。
ちなみに、このブログのタイトルを
『アジアンエステ初心者が書いて、中級者以上が間違いを指摘するブログ』
とでもすると、某掲示板からの受けがよくなるかしら?
【エステ店の運営形態】
エステ店、特に、会社組織になっていないような、中小の店、それも、中国式、韓国式、ですと、店の運営システムは、大きく分けて、2つとなります。
ケース1.オーナーが店の経営(運営)をする場合
ケース2.オーナーが、別の人に運営を委託する場合
ここで、オーナーというのは、店の権利を持っている人です。
権利を入手するにあたり、前のオーナーに権利金を支払っているでしょう。
もしくは、部屋を借りて、新しく什器類を買い揃えたかもしれません。
とにかく、何がしかの初期投資をしている人です。
もちろん、店の建物(箱)自体は、賃借であってもよくて、必ずしも
オーナー=箱のオーナー(部屋の所有者)、ではありません。
ここで、
ケース1.については、特に説明する必要はありませんね。
店の所有者が、実際にエステ店の経営をします。
店の運営に必要な仕事、・・・嬢をやとったり、嬢の管理監督したり、経理をしたり、家賃や経費を払ったり、什器類のメンテをしたり、受付をしたり、場合によっては、自ら施術をしたり・・・他にもいろいろありますが、そういった仕事を、自らするか、自らの指揮でだれかにやらせるか。
それが、ケース1です。
ケース2は、オーナーは店の所有者ですが、実際に表には出てきません。だれかに、運営を委託します。委託された人を、このブログでは、『店長』と呼ぶ事にしましょう。
店長は、エステ店の運営において、重要ですね。店の収益に直接寄与するポジションですから。
真面目に働いてもらって、売り上げアップしてもらわなければなりません。
そのために、どのくらい給料を払ったらいいか、ということになります。
しかし、店長を固定給で雇ったりした場合、(あまり、人種民族での差を書きたくはないが)馬鹿真面目な日本人だったら、真面目に仕事をするかもしれないが、世の中をよく理解している中国人だったりすると、収入が決まっていれば、店の収益などどうでもよく、とにかく楽しよう、となります。
つまり、固定給だと真面目に働かない → 店の収益が上がらない、という事態が予想されます。
注)すみません、馬鹿真面目な日本人とか、世の中をわかっている中国人とかは、説明のための形而(言葉のあや)であって、深い意味はない、ということでご了解ください。真面目な中国人や、世の中を舐めている日本人も当然いますから。
では、店長の給料を、ノルマ制とか、出来高払い制にすればいいのではないか、という話になりますね。つまり、店の売り上げに応じて、給料が変る、というシステムです。
そうすれば、確かに、店長さんは頑張って働くかもしれません。
しかし、これにも、いくつか問題があります。
ひとつは、契約が複雑になりすぎること。売り上げいくらの場合、給料いくら、と細かく決めなければなりません。面倒だし、トラブルのもとです。
ふたつめ、店長が、帳簿をごまかすおそれがあります。
たとえば、(嬢の取り分以外に)100万の売り上げがあったとして、そのとき、30万の給料をもらうことになっていたとした場合、(実際は100万の売り上げがあるのに、80万しかなかったことにしておいて、)20万はなかったことにして、給料20万もらって、20万をふところに入れたほうが店長としては儲かるわけですね。
みっつめ、それでも、売り上げがあがらないで、赤字になるリスクがあります。赤字は避けたいものです。
ということで、強い立場のオーナーは、うまい方法を考えます。
店長に固定給や出来高払いの給料を払うのではなく、自分の取り分を固定にしてしまうのです。
すなわち、店のオーナーは、店長に店を任せるにあたり、店長と、ある定額の(たとえば、月30万円なら、30万円の)決まった金額を毎月上納するように契約します。
オーナーは、毎月決まった額を受け取ります。
一方の店長は、売り上げがふえればその分給料も増えるし、売り上げが減れば、給料も減る、場合によっては、赤字もありうる。
売り上げが同じでも、コストダウンすれば、収入は増えます。
つまり、店長は、高収入も期待できるかわりに、リスクも負担する、ということになります。
このようなシステムを、『承包』というそうです。別な言い方をすれば、変動給与制、ということになります。
補足すれば、店長は、店の売り上げを一括して管理します。
売り上げのうち、約半分は、嬢の取り分です。
残った半分から、家賃その他の店の運営にかかわる経費を支払います。
さらに、オーナーに定額を上納します。
残った額が、店長の取り分、となります。
もし、店長が、マッサージもする場合、マッサージ代金の半分は、嬢としての店長の収入となり、残りの半分は、『経費+上納金+店長の取り分』に組み入れられます。
ですから、もし、自分(店長)以外の嬢の売り上げだけで『経費+上納金』がまかなえるのであれば、自分のマッサした売り上げは、全額自分の収入になるので、おいしいといえばおいしい。
しかし、そうなるためには、他の嬢に頑張ってもらった上で、店長の仕事もしなければならないので、大変ですね。
客がたくさんいなければならないです。
なかなかおいしい話はないものです。
当然、店の売り上げによって店長の収入は大きく変りますし、下手をすれば赤字になるから、店長は、一生懸命働かざるをえない。
しかし、売り上げが増えれば収入も増えるので、やりがいがある。
店長は、言ってみれば、その店の雇われ社長、ということになります。
小さい店だとしても、経営者です。
ただし、店の権利は、一切持っていません。
店一式を、オーナーから借り受けて、店の運営をします。
ひとつの例として。(以下、類推による想像で、現実とは違うかもしれません。)
以前、○!○○ 社長さんのブログに、社長さんの給与明細を載せていました。
読んだ記憶で書いているので、詳細は間違っているかもしれませんが、その記事の要旨として
『社長の給料は、自分で好きに決められるとか、たくさんもらっているとか、思われるかもしれないが、そんなことはない、自分は、毎月17万円定額しかもらっていない』
そんな内容だったと思います。
どこの世界に、給与を自分の好きに決められる社長がいるか、というつっこみは置いておいて。また、額が多いか少ないかも、とりあえず追求しないとして、
おそらく、(金額はともかく)17万円定額、というのは、オーナーとしての社長の取り分が17万円、ということのように思います。
そして、各店の店長が、変動給与制、ということです。
もっとも、○!は、会社組織がしっかりしていますから、もっと別の運営システムがとられている可能性もありますね。そこまで詳しい事情は知りません。
ちなみに、17万円、というのは、社長の給与(オーナーへの定額上納金)であるとすれば、あの規模の店では、少なすぎますが、1号店~3号店のうちの1つの店の分だけかもしれませんし、オーナーを、社長1人ではなく、同族何人かで分担しているかもしれませんので、特に不自然ともいえません。
以上の例は、私の類推であって、事実かどうかは、まったくわかりません。
【ママと店長の違い】
さて、エステ店(中国式や韓国式の中小規模の店)の店で、受付にいる女性(男性の場合もありますが)。
彼女の呼び方として、主に、
1.ママ
2.店長
3.受付
の3とおりが考えられます。
このブログでは、この3つの言葉は、明確に区別します。
1.ママ、というのは、オーナー。または、オーナーの身内、です。店の権利を持っていて、店の運営も自分でやる、ということです。したがって、上納金は必要ありません。店の売り上げのうち、嬢の取り分を除いた半分から家賃などの経費を支払い、残った額が全額収入となります。
2.店長は店のオーナーではなく、オーナーから店の経営を任された者。まれに定額給与で店長業務をやっている人もいますが、多くは、上述のように、定額上納金をオーナーに支払い、自分で店を運営する、雇われ社長です。
3.受付。時給(または定額の月給)をもらって、受付業務をする。中には、経理や嬢の管理、面接など、店長業務の一部も肩代わりする人もいますが、定額月給制であって、店長が別にいるならば、『受付』にすぎません。
注)以上の区別は、あくまで、このブログに通用する定義であって、エステ界で完全に承認された用語法ではありません。ママのことを店長といったり、その逆もあると思います。
ただし、言葉遣いはともかくとして、エステ店の受付にいる人であっても、立場の違いが大きく3通りある、というのは、事実ですし、『ママ』という言葉は、通常は、オーナーに近い立場の人を意味します。
満蘭
の『普通のエステ 関東圏』に、『新橋KOMACHI』というスレッドが立ちました。(本記事文末に、一部引用させていただきます)
『新橋KOMACHI』は、今年の6月1日にオープンした新店で、大久保の『KOMACHI』(もと、新宿区役所通りにあった小部屋の後継店)の第2号店にあたります。
開店にあたり、大久保KOMACHIの嬢の何人かが、移動しています。
新店のオープン前にスレッドが立つのですから、『新橋KOMACHI』としても、宣伝効果は抜群ですが、それはさておき、その『新橋KOMACHI』スレッドでは、小部屋時代から頑張っている、大久保KOMACHIのベテランスタッフ(りなさん)が『格上げされて』、新店のママになるのでは、と噂されていました。
けっして、言葉遣いを問題視するわけではないのですが、この噂(議論)を見て、ちょっとピンボケ、と思われた人が多いのではないかと思います。
まず、現状把握をすると…
大久保KOMACHIのオーナーは、例の有名なママでしょう(区別のために、小部屋ママ、と称します)。
小部屋ママが、大久保KOMACHIのオーナー(またはオーナーの身内)であって、かつ、店長をやっている、というパターンです。
また、大久保KOMACHIの受付には、『イケメン』とか、『それほどイケメンではない』とか言われている男性(実は、途中で人がかわっている)がいて、受付および店長業務の代行をしています。
彼が、オーナーの一族かどうかは、私は知りません。
ですから、彼が店長(代理)なのか、ただの受付(兼雑用係)かは、私にはわかりません。
いずれにせよ、小部屋ママが、大久保KOMACHIのオーナー兼店長であって、彼女が、実際に『大久保KOMACHI』のママ、ということになります。
以上が現状把握です、
では、そのKOMACHIが2号店を出す、と言った場合にどうなるか。
どういうケースが可能性としてありえるか。
1.小部屋ママ(または彼女の身内)が出資して、新店(新橋KOMACHI)を出すのであれば、彼女が、新橋KOMACHIのオーナー。
したがって、新橋KOMACHIで店の運営をするのが、小部屋ママ以外の人(たとえば、りなさん)だったとしても、彼女は、ママではなく、あくまで店長です。
2.もしも、りなさんが、新橋KOMACHIの実質的なママになるのであれば、彼女が新店の出資をする、ということですから、その場合、KOMACHI2号店とはならないのではないか。
大久保店(小部屋ママ)は、あそこまで、新店の立ち上げの協力(店の名もKOMACHIで、嬢も貸し出す)はしないのではないか。
だから、りなさんが新店のママ(新店の出資をした)、ということはありえない。
3.では、1、にもどって、りなさんの新店店長はありえるか。
厳密に、店長とママは違いますが、言葉遣いはおいておいて、スレッドで語られていた、『ママに格上げ』を『店長に格上げ』と言い換えてもいいわけです。
すなわち、りなさんが新店の店長になるのでは、という可能性はあったのか。
当然、可能性はあったとは思いますが、でも、これもあまり高い可能性ではないと思われた。
というのも、大久保KOMACHIが儲かっているから新店を出すはず。
だったら、いくら可愛がっているとはいえ他人のりなさんに経営を任せて収益を渡す、というのは、あまり考えにくい。
当然、美味しいところは、同族で握るでしょう。
というわけで、『承包』でのりな店長もありえない。
4.もし、りな店長があるとすれば、固定給店長、ということになりますが、逆にこれでは、りなさんの『格上げ』には、ほとんどならない。
りなさんも、まだまだ嬢専任でいたほうが収入が高いでしょうからね。
以上のことから、『新橋KOMACHI』スレッドに書かれた、りなさんのママ格上げ説、については、私は疑問視していました。
実際に、新橋店がどういう運営形態になっているのかは、私は、知りません。
りなさんがママでないことは事実のようです。
詳しい事情をご存知の方がいらっしゃいましたら、是非コメントください。
以上で、店の運営形態についての話は終わりですが、嬢の収入についての補足をいたします。
【嬢の収入について(補足)】
前の記事(の追記) で、嬢の取り分は、マッサ料金の半分、と書きました。半分(50%)なのか、45%なのか、55%なのかはともかく、マッサ料金のうちのある比率が嬢の取り分であって、出来高払い、ということになり、時間給ではない。そう書きました。
しかし、実際には、これ以外の形態もあります。
「これ以外の形態」を説明するにあたり、若干話がそれますが(実はそれほどそれないですが)、呼び込み女性の話をします。
呼び込みの女性は、歌舞伎町にもたくさんいますね。
道を歩いていると『おニーさん、マッサジイカガ』と擦り寄ってくるあの女性たちのことですが、
あの呼び込みにも、大きく3種類あります。
1.呼び込み専門の嬢。
2.自分で呼び込んで自分でマッサをする嬢・・・自分でベッドを借りているマッサ嬢
3.自分で呼び込んで自分でマッサをする嬢・・・店所属のマッサ嬢
(店所属の嬢が、客が少ないときに、店の前で呼び込みをする)
以下、説明です。
1.「呼び込み専門の嬢」は、自分ではマッサージをせず、店と契約をしていて、客を捕まえては、店に連れて行きます。
店にはマッサ嬢は別にいて、そのマッサ嬢がマッサージをします。
呼び込み嬢は客を1人店につれていくごとに、いくら、という収入があります。
よく、『ちらし』と呼ばれているのは、この種の嬢ですね。
この手の「呼び込み専門の嬢」をおく店にも、いろいろありますね。
ほとんど看板も店名もないような怪しい店から、一応、表向きは看板を出していて、呼び込まれなくても客が来る場合もあるような店まで、さまざまです。
しかし、私の『数少ない!』経験から言えば、「呼び込み専門の嬢」を置いているような店は、本番まであるような、追加料金のいる店(筍チックな店)がほとんどと思います。
そうでないと、呼び込み嬢のギャラまで稼げませんからね。
2.「自分でベッドを借りているマッサ嬢」ですが、これは、店のオーナーが、たとえば、ベッド数が5つあるような店(部屋)を所有しているとして、ベッド1つ1つを、それぞれ1人の嬢に定額で貸し付ける方式です。
ベッドを借りた嬢は、客をつかまえては、その部屋に連れて行き、自分でマッサージをします。
嬢からすれば、月々いくら(定額)をオーナーに払いさえすれば、あとはそのベッドを使ってどのような営業をするも自由です。
真面目にマッサージをしてもいいし、本番をしようが、筍をしようがいいわけです。
ある意味、上の方で説明した店の形態で言えば、ベッド数1の店の店長(兼マッサ嬢)、というのと同じで、一種の『承包』と言えるかもしれません。
ただし、この場合、店長とは言え、店には看板もないし、宣伝もありません。
呼び込み専門店の店長兼マッサ嬢、となります。
または、フリーのマッサ嬢が、共同で店を借りている、といういいかたもできるかもしれません。
このタイプは、原則個人営業ですから、真面目にマッサをする良心的な営業か、筍チックな強引な営業かは、嬢によっていろいろです。
しかし、良心的な営業をする嬢は、極めてまれ、と言っていいですね。
店舗所属で呼び込みをしない嬢であれば、客のいないときは寝ていられますが、この手のタイプの嬢は、客が付くまで呼び込みをしなければならず、仕事時間中は寝ていられません。
ということは、あまり長い時間の営業はできないから、結局、1人の客から多額をせしめる必要があります。
しかも、好きなときに好きなように営業ができる、と言っても、休んでも、1日のベッド使用量はかかりますから、極めて過酷な営業形態(システム)なのです。
したがって、良心的、ではやっていられないですね。どうしても、時間単価の高い営業をせざるを得ない。
とすると、本番をするかどうかは、嬢次第にしても、なるべく早く抜いて、さあ、次の客、という営業になると思います。
3.『店所属のマッサ嬢』は、ごく普通の店舗型の店に所属し、通常は、マッサージ料金の半分を収入としてマッサージをしている嬢が、店に客が来ないので、自発的、または、店長の指示で、店の前で客引きをする場合ですね。
私のお気に入り店の、オリエント
、でも、昔は、『次の順番の嬢(フリーの一番)』が、店の前で客引きをしていました。今はしていないようですが。
このタイプの店は、いろいろあると思います。
看板もないような店から、かなり健全な店まで。
しかし、本当に健全で客の入っている店は、このようなことを嬢にはさせないですから、ちょっと危ない店がほとんど、といえると思います。
あまり質のよくない店/嬢が無理無理営業しているような店が大部分ですね。
このように、1.、2.、3.を詳しく見てみれば、どのタイプにしても、客引きをする店は、ほとんど、ろくなことがない、というのがわかりますね。
まれに、3.のタイプに健全店がわずか含まれている程度で、あとは、原則、筍と思っていいわけです。
そして、それは、営業形態を知ってしまえば、そうなるのもやむを得ない、という気もします。
良心的な営業をしたくても、できないわけですから。
(1.は、客引きのギャラのため、2.は、1ベッド『承包』という過酷な営業形態のため、3.は、質の悪い嬢による無理無理営業のため、どれも、筍でもしないと、売り上げがたたない。)
したがって、良心的な営業を求めるなら、客引きについていくべではないし、客引きについていったなら、良心的な営業を求めるべきではない。
客引きについていったならば、それは、運試し、というつもりでいかないといけない。
筍とはいえ、交渉次第では、安い投資で、まあまあの女性と○○できる可能性もないではないわけです。
そういうギャンブルをしたいときだけ、客引きについていくべきです。
で、嬢の収入の話に戻りますと、
『2.自分でベッドを借りているマッサ嬢』に限っていえば、『マッサ料金の半額』が収入ではありませんね。
売り上げから、上納金を引いた額が収入となります。
『2.自分でベッドを借りているマッサ嬢』に近い、極まれなケースとして、中国紙マッサ嬢募集の広告欄に載っていたケースで、こういう話がありました。
新宿のある店ですが、そこは、ベッド数が1。
店と呼べるのかどうか???ですが、その店のオーナーが、マッサ嬢を募集していました。
そのときの契約が、『2.自分でベッドを借りているマッサ嬢』と同様で、月々定額の上納金を支払ってもらって、あとは自由にやれ、というものでした。
ということは、これは、マッサ嬢募集、というのではなく、ベッド数1の小さい店の店長兼マッサ嬢募集、とすなわち、『承包』応募者募集、いうことに他なりません。もちろん、新聞広告には、そんなことはひとつも書いていなくて、単にマッサ嬢募集としか書いていませんでしたが。
ところで、
マッサ嬢の収入システムの大半は、大きくわければ、(『1.呼び込み専門の嬢』は、マッサ嬢ではありませんから、)
『2.自分でベッドを借りているマッサ嬢』か『3.店所属のマッサ嬢』の2通りとなります。
これ、タクシーの世界でも似た話がありますね。
通常のタクシー会社に勤めているドライバーは、出来高払い制です。
ドライバーの給料(収入)は、自分の売り上げのうちのパーセンテージ分をもらいます。
売り上げの多い少ないで、パーセンテージが若干変ります(売り上げが高くなるほどパーセンテージも高くなって、ダブルで美味しい)が、いずれにせよ、ある定められた比率で売り上げから収入が決まることにはかわりがありません。
基本的に、ドライバーは、1回の出番で、約20~24時間くらい連続して働き、これを出番呼ぶなら、月に12回くらい出番があります。
すなわち、たとえば、朝9時に会社から出車して、次の日の朝7時とかに戻ってきます(この場合、22時間労働)そして、その日は、それで上がって、また次の日9時に出車、となります。
したがって、1台の車を約2人で使用する、ということになります。
出勤(出番)ごとに、会社から配車をうけ、タクシーの営業をするわけです。
これは、『3.店所属のマッサ嬢』と似ています。
店のベッドを所属スタッフが共同で使って、マッサージするところと、売り上げのあるパーセンテージが収入になるところが似ています。
その一方で、ちょっと特殊な例で、もしかしたら、違法かもしれないですが、別の形態が存在します。
1ヶ月いくら(1日いくら)で、車をタクシー会社から借りきってしまう、という方法です。
たとえば、1日1万円とするなら、月額30万円也をタクシー会社に払います。
そして、自分が好きなときに好きなように仕事をすればいいわけです。
ただし、病気などで休んでも、1日分の支払いは必要で、これがかさんでいきます。
すなわち、この方式は、一見、気楽な形態のようであって、その実、極めて過酷な労働を強いられるものです。
これは、『2.自分でベッドを借りているマッサ嬢』と似ています。
ベッドを月額いくらで借り切って、あとは、自分の好きなときに好きなように営業できる、というところが似ています。
過酷であることもにています。
なお、個人タクシーも『2.自分でベッドを借りている(持っている)マッサ嬢』と同じ形態ですが、タクシー会社の中間搾取がないので、1日あたりの経費が少なくてすむ、ということになります。
エステの話に戻します。
上記1~3も、厳密な分類ではなく、変形や中間タイプももちろん存在します。
たとえば、通常の店舗の受付さんが片手間に呼び込みをする場合。
店の指示で、受付業務の合間に呼び込みをするのであれば、嬢の代わりに呼び込みするようなものですから、『3.店所属嬢がマッサの合間に呼び込みする』ともいえますし、場合によっては、客を1人呼び込むごとにボーナスをもらえるならば、『1.呼び込み専門の嬢』と同じような意味合いになります。
『2.自分でベッドを借りているマッサ嬢』の場合でも、たとえば2つのベッドを3人で借りて、3人が交代でマッサと呼び込みをやる、ということであれば、『1.呼び込み専門の嬢』と『2.自分でベッドを借りているマッサ嬢』の中間のような形態ですね。
3人の役割を、マッサと呼び込みで固定してしまえば、呼び込み嬢は、『1.呼び込み専門の嬢』ということになります。
『1.呼び込み専門の嬢』の嬢の場合は、通常はマッサージをしませんが、強引に、あなたやってくれ、と言ってやってもらったこともあります。その場合は、どういうケースになるのでしょうかね。
『1.呼び込み専門の嬢』と『3.店所属のマッサ嬢』の中間、とこじつけられますね。
可愛い子が呼び込みしていたとき、昔、ときどきそんなことがありました。
懐かしい思い出です。
(了)
一部無断引用 満欄掲示板 普通のエステ 関東圏より
*******************************************************************
中毒 さん RES
新橋KOMACHI
もしかして…大久保KOMACHIの2号店ですかね?
6月1日オープンらしいですが?
[44039] 2009/05/29(Fri) 22:34 DEL EDIT [TOP]
Res1 よしお さん
Re: 新橋KOMACHI
小部屋時代からのベテランさんがママに格上げになるとか
ですかね?,(以下略)
[44047] 2009/05/30(Sat) 10:39 DEL EDIT [TOP]
Res3 新橋は遠い さん
Re: 新橋KOMACHI
り○がママですか?
[44057] 2009/05/30(Sat) 19:57 DEL EDIT [TOP]
Res4 中毒 さん
Re: 新橋KOMACHI
間違いないですね!ママのお気にはリ○ですからね!
(以下略)
[44059] 2009/05/30(Sat) 23:16 DEL EDIT [TOP]
Res5 よしお さん
Re: 新橋KOMACHI
り○部屋にPCとか置いてたから、準備してた
のかもしれないですね。
ママいない時とか仕切ってたこともあるので、
店持ってもおかしくないと思いますが…。
大久保店からすると、痛手ででしょうね。(以下略)
[44060] 2009/05/30(Sat) 23:24 DEL EDIT [TOP]
*******************************************************************
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