斎藤が森嶋から魂注入された/ノア
<ノア:選手会興行>◇5日◇東京・ディファ有明◇1800人
三沢光晴さん(享年46)の最後の対戦相手だった斎藤彰俊が、森嶋猛選手会長から魂を注入された。14分50秒、バックドロップからの片エビ固めで敗戦。6月13日の試合で、三沢さんに最後に仕掛けた技で敗れたが、これで目が覚めた。「魂のこもったバックドロップをもらった。お祭りでも何でもない真剣勝負で、選手会長がバックドロップで勝負してくれた」。自分から仕掛けることをまだ「封印」している技を、自分へのゲキと受け止めていた。
[2009年7月6日7時50分 紙面から]
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