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ビーチに新星!“浅尾2世”周藤が準V

 サービスエースが決まりガッツポーズする周藤玲美
 サービスエースが決まりガッツポーズする周藤玲美

 「ビーチバレー、国内ツアー第4戦東京オープン予選兼サテライト神津島大会・最終日」(5日、東京都神津島村前浜海岸)

 準決勝、決勝が行われ、“浅尾美和2世”の異名をとる周藤玲美(22)=フリー=が小泉栄子(35)=フリー=とのペアで準優勝。東京オープン(8月28日、東京・お台場海浜公園)での上位進出に弾みをつけた。優勝は山田寿子(ポイント)、保立沙織(MARUSAN)組。男子は西村晃一、今井啓介(ともにWINDS)組が制した。

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 雨の降りしきる神津島(こうづしま)で、小麦色に焼けた周藤が躍動した。準決勝は2-0で圧勝。決勝では相手の粘りに屈して準優勝。「目標は4強だった。でもここまできたら勝ちたかった」と、悔しさの入り交じった笑顔を見せた。一部で「浅尾美和二世」と言われるビーチ界の“逸材”は人気急上昇中。戸惑いつつも、「応援してくれる人に応えたい」とはにかんだ。

 名門の東京・下北沢成徳高3年時にインドアからビーチに転向。選手だった父・勝志さん(47)の指導の下、力をつけた。「ハンパなく、厳しいです。でもそれがなかったら今の私はなかった」。“巨人の星”ならぬ“ビーチの星”。父娘鷹での特訓は現在も続く。

 5月の東京オープンでは、強豪の鈴木洋美、田中姿子組から金星を奪った。「しっかり練習してベスト4を狙いたい」。8月末のお台場大会で浅尾ら上位常連組の一角を崩す。






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