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2009年07月05日 |
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兄「あのs妹「にーちゃん、しね」」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 19:10:34.69 ID:0b7b2Uzr0
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兄「まだ何も言ってないだろ……」
妹「だまれ、しね。
できれば箪笥の角の小指ぶつけた痛みを延々と味わいながら全裸になってしね」
兄「前々から思っていたが、何でそんな扱いなんだ?
一応お前の兄だぞ?」
妹「吐き気がする、しね」
兄「……泣いていいか?」
妹「泣くならしね」
- 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 19:12:19.02 ID:dpAXdF0X0
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はいしんだ!今おまえのなかのお兄ちゃんしんだよ!!
- 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 19:13:08.87 ID:1PCTMZgQ0
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やったー!しんだしんだ!しんだよ!
- 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 19:13:10.11 ID:0b7b2Uzr0
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兄「もういや、こんな妹」
妹「もうしね、こんな兄」
兄「はあ…おまえは俺が嫌いなのか?」
妹「えっ?」
兄「(おっ…まさか内心嫌いじゃなかったのか?)」
妹「そんなことも分からないの?
低脳はしね。むしろ消滅しろ」
兄「ああ、うん…だよな…」
- 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 19:16:16.73 ID:0b7b2Uzr0
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妹「あーあ、なんでこんなにーちゃんなんだろ」
兄「あーあ、なんd」
妹「真似するな、しね」
兄「まだほとんど言ってないし、お前が先にやったんだろ…」
妹「二番煎じはつまんないからしね。
みかんの皮の汁が目に入って溺れじね」
兄「みかんの皮かんけーねーじゃん…」
- 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 19:22:23.82 ID:0b7b2Uzr0
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兄「学校いこう…学校行けば会わなくてすむ…」
妹「学校に言ってる時間が一番幸せだ」
兄「同感だ」
妹「同感するな、しね。
同感しなくても、しね」
兄「…いってきます」
妹「いくな、しね」
- 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 19:27:24.04 ID:G1z5ggypO
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とかなんとか言って実はブラコンな妹を期待
- 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 19:29:13.97 ID:0b7b2Uzr0
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キーンコーンカーンコーン
兄「さて、弁当の時間だ」
友「飯食おうぜー」
兄「ああ」
友「…今日は、弁当あるか?」
兄「…ああ」
友「この間は、悲惨だったな」
兄「まあ、もう慣れたさ…
とにかく食おうぜ、いただきまーs」
かぱっ
手紙『がししろ by妹』
友「…分けてやるから、なっ?」
兄「……いつもすまん」
- 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 19:31:14.50 ID:AvutBxOZ0
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絶対ブラコンじゃねぇwwww
- 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 19:38:02.28 ID:0b7b2Uzr0
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友「ま、まあ、変わった妹だよな? 兄のとこのは…」
兄「変わってるレベルじゃない! 変わってるレベルじゃない!」
友「泣くな泣くな…」
兄「もうやだ、あんな妹! もっとおにちゃーんって懐いてくれる妹がいい!
弁当箱にカエル仕込んだり、教科書全部すり変えたりしない妹がいい!」
友「(もはやフォローできねぇ…)
兄「友にはいっつも弁当分けてもらって迷惑かけてるし…」
友「別に迷惑じゃねぇって、最初は戸惑ったけどいまはもう余分に作ってきてるしな。
俺の分が減ることはねぇから安心しろ」
兄「えっ?」
友「えっ?て何だよ…」
兄「お前、もしかして自分で弁当作ってんのか?」
友「…?そうだけど」
兄「お前のかーさんの手料理だと思って食べてたのに…」
友「きもいしね」
- 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 19:42:40.09 ID:0b7b2Uzr0
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兄「嘘w嘘w、そんなこと思って食うわけないだろw」
友「…(どうだか)」
兄「にしても、自分で作るってすげーな」
友「そんなことねーよ、お前はそれこそお袋さんに作ってもらってるのか?」
兄「いんや」
友「? じゃあ誰が作ってるんだ?」
兄「妹」
友「もうお前アホだろ」
- 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 19:47:16.45 ID:0b7b2Uzr0
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兄「だって…」
友「だってじゃねぇえええええええ!!!」
兄「何怒ってんだよ」
友「だめだこいつ、早くなんとかしないと・・・」
兄「じゃあ、どうしろって言うんだよ!
かーさんは朝早いし、親父は作れねぇし!
妹に頼むしかないじゃないか!」
友「お 前 が 作 れ」
兄「………………!!
そ の 手 が あ っ た か !」
友「ダメだ、こいつはダメだ」
- 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 19:53:29.29 ID:0b7b2Uzr0
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兄「ヒャッホウ! なんてナイスアイディアなんだ!
好きなもの食べ放題じゃないか!」
友「…(妹ちゃんがこいつのこと嫌ってるのってこいつに原因があるんじゃないか?)」
兄「よっしゃ! なんかすげーやる気が出てきた!
明日は久しぶりに自前の弁当が食えるかもしれない!」
友「…まあ、頑張れ」
兄「うははは! やるぞ! 俺はやるぞ!」
友「ところでお前、料理できたっけ?」
兄「 あっ…」
友「だと思った…」
兄「どうしよおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
友「最初なんだから全部冷食でも詰めとけ、楽だし」
兄「同士よおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
友「うるさい! 近寄るな! 暑苦しい!」
- 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 19:56:13.37 ID:acINLh2eO
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ところで友は女か?
- 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 19:59:44.74 ID:iEqYYzJh0
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男じゃなかったら兄はしね
- 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 20:02:27.42 ID:0b7b2Uzr0
-
翌日
キーンコーンカーンコーン
兄「というわけで作ってみました」
友「おお、よかったなー(なんかいやな予感がするが…)」
兄「はじめての割には彩り鮮やかにできました」
友「ほう、どんな感じだ?」
兄「赤、黄、緑、黒、白! 何でもござれだぜ!」
友「それはすごいな(…なんだただの杞憂か?)」
兄「口で言うより見てもらうほうが早い!
みろ!これが俺のジツリョクだ!」
ぱかっ
友「ミックスベジタブルにゴマかけご飯だけ……だと……」
- 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 20:09:00.85 ID:0b7b2Uzr0
-
友「ま、まあ、分けてやるから…泣くなって」
兄「だって…だって…」
友「今日は、ハンバーグ食べていいから…」
兄「うん、もうもらってる…」
友「ああ……、うん……」
兄「ん? なんだ? カバンの中に手紙?」
手紙『朝5時から3時間かけて作ってできたのはブタの餌? by妹』
兄「ねぇ! ひどくない!? ひどくない!?」
友「あ、ああ…(朝…5時…だと…?)」
- 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 20:20:45.33 ID:0b7b2Uzr0
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兄「というわけで、俺には無理なことが判明したんでこれからもよろしく」
友「はあ、なんか妹ちゃんのきもちが若干分かってきた気がする」
兄「まあ、友の作る弁当うまいからいいんだけどな!」
友「…悪い気はしないけどさ」
兄「だからこれからも妹に弁当作ってもらおっと」
友「なぜそうなる」
- 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 20:27:54.23 ID:0b7b2Uzr0
-
兄「じゃあ、また明日」
友「ういうい」
兄「ただいま」
妹「にーちゃん、ブタの餌どうだった?」
兄「ブタの餌って…、いや結局食べなかったよ
友に分けてもらった」
妹「ちっ…せっかく練り消し仕込んでおいたのに」
兄「ね、ねりけし?」
妹「夕飯に仕込んでおこうっと」
兄「あの…いもうとさん?」
妹「だまれ、しね」
- 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 20:30:22.82 ID:i6R616XdO
-
あれか、小学生によくあるあれか
- 32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 20:31:07.02 ID:LuMG1jws0
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何にでも「うんち」って指さすあれか
- 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 20:34:47.24 ID:Jo+j+5Qp0
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>>32
メガネアニメの見すぎのようだな
- 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 20:40:02.40 ID:0b7b2Uzr0
-
兄「どうして妹はそんなに俺に冷たいんだ?」
妹「はあ?」
兄「だから…」
妹「はぁ?」
兄「もう、いいです…」
妹「なんで、にーちゃんなんだよぉ…」
兄「えっ? もしかして、お前…」
妹「自分の気持ちに嘘つかないと、一緒に生活なんてできないよ…」
兄「なんだ、そんなことだったのか…
俺はいつでもお前のにーちゃんだぜ?」
妹「にーちゃん…!」
兄「って夢見た」
妹「ああ、しね」
- 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 20:42:25.99 ID:0b7b2Uzr0
-
兄「もう疲れた、スレ終了でいい?」
妹「いいから黙ってしね」
お わ り
- 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 20:43:03.65 ID:zVdjDVz40
-
* *
* うそです +
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
- 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 20:44:45.47 ID:AcNwCrcE0
-
なんだうそか
- 41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 20:48:12.43 ID:0b7b2Uzr0
-
兄「なんか、嘘だとか何とか言われてるぜ?」
妹「お前のせいだ、しね」
兄「しねが口癖の妹なんてにーちゃん悲しいぞ」
妹「そうか、しね」
兄「……うん」
お わ り
- 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 20:48:48.09 ID:zVdjDVz40
-
* *
* うそです +
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
- 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 20:49:17.57 ID:5cowNOFa0
-
なんだうそか
- 45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 20:56:46.65 ID:0b7b2Uzr0
-
兄「なあ、これは延命措置を受けているみたいだが続けたほうがいいのか?」
妹「にーちゃんに需要なんてないからしね」
兄「うん、しぬ」
妹「あ、ちょ、ちょっと!」
兄「心配した? 心配した?」
妹「し ね」
お わ り
- 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 20:57:09.66 ID:zVdjDVz40
-
* *
* うそですす +
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
- 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 20:58:09.73 ID:JQx3Q+8AO
-
やっぱりうそか
よかった
- 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:05:46.78 ID:aLcfckJB0
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兄「なぁいもうt」
妹「しね」
兄「だからいm」
妹「 し ね 」
兄「おい、いい加減に」
妹「しーね!しーね!!しーね!!!」
兄「………………」
妹「ちょっと、何近づいてきてんの、s」
兄「お前が死ね」グググ
妹「か……は……っ」
みたいな展開を期待したのに
- 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:05:57.09 ID:EYq+CpvS0
-
兄「なぁいも……」
妹「しね」
兄「詩ね? あ、あぁ、学校の宿題が詩ってことね!」
妹「私は貴方の生命活動の停止及び貴方の存在がこの世界から消えて無くなることを前世から望んでいました」
兄「もう……疲れたよパトラッシュ……」
妹「さぁパトラッシュ早くこの駄兄を連れていくのです! さぁ、さぁっっ!!」
- 53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:12:41.58 ID:0b7b2Uzr0
-
兄「おいおい、なんだかパラレルワールドが展開されてるぜ?」
友「ああ、どの世界もいい具合にイカれてるな」
兄「お、今度は友か。
ところで」
友「なんだ?」
兄「上でも出てたけど結局お前は男なのか?女なのか?」
友「さあ?お前はどっちがいい?」
兄「もちろん、女だ。女の手料理食えるなんてこの上ないことだからな」
妹「じゃあ、友さんは男ね」
兄「えっ?」
お わ り
- 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:17:15.81 ID:k9fTCzun0
-
. ィ
.._ .......、._ _ /:/l!
:~""''.>゙' "~ ,、、''‐'、| _ またまたご冗談を
゙、'、::::::ノ:::::::_,.-=. _〜:、 /_.}'':,
``、/:::::::::__....,._ `゙'Y' _.ェ-、....._ /_゙''i゙ノ、ノ
,.--l‐''"~..-_'.x-='"゙ー 、`'-、 ,:' ノ゙ノブ
" .!-'",/ `'-‐'') /\ `/ でノ-〈
.-''~ >'゙:: ‐'"゙./ ヽ.,' ~ /
//::::: ', / ,:'゙
- 58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:17:48.17 ID:LuMG1jws0
-
なんだ冗談か
- 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:20:05.33 ID:0b7b2Uzr0
-
兄「ほらみろ、友が男だってことになったから終わっちゃったじゃないか」
友「何でもいいよ……。ところでさっきから文末に終わり終わりでてるがいつ終わるんだ?」
兄「そんなことはどうでもいい。
友が女なのか男なのか。それが最重要最優先事項なのは明らかだろ!!」
友「そ、そうかなぁ…?」
兄「俺っ娘なんてすばらしいじゃないか!」
友「……」
兄「ちなみに容姿は学園のアイドルになれるレベルだけど
俺っ娘でボーイッシュすぎるからごく一部しか友の新の魅力に気づいてないって設定で…」
妹「だから、友さんは男です」
兄「えっ?」
お わ り
- 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:20:51.34 ID:k9fTCzun0
-
* *
* うそです +
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
- 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:21:03.33 ID:TQbSBwb70
-
なんだうそか
- 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:23:02.97 ID:eNs4ND1hO
-
なんだだまされたよ。
- 64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:24:14.78 ID:iaDd9CwbO
-
終われない>>1カワイソス
- 67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:28:49.46 ID:0b7b2Uzr0
-
友「なあ、いい加減にしないとみんな愛想尽かしちゃうぞ」
兄「そんなことはどおおおおおおおおおおおおおおでもいいいいい!!!!」
妹「にーちゃん、しね」
兄「友! お前は女だ! いいな!」
妹「だかr兄「女だ!」」
友「!!!???」
兄「ここは譲らんぞ!」
妹「ほう…我を邪魔するか…
よかろう、地獄の業火に焼かれDNAのいっぺんたりとも残さず焼かれしぬがいい」
兄「うわああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
友「兄いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!」
妹「って夢見た。最高だった」
兄「……」
妹「だっ、黙るな、しね!!」
お わ り
- 68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:29:41.01 ID:QTH8Y/of0
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* *
* うそです +
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
- 69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:29:41.56 ID:k9fTCzun0
-
* *
* うそです +
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
- 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:30:19.19 ID:LuMG1jws0
-
二重否定か
- 72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:31:06.72 ID:eNs4ND1hO
-
なんだうそか
- 75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:34:50.44 ID:0b7b2Uzr0
-
兄「いいか、妹よ」
妹「なに? それ終わったらしんでくれるの?」
兄「死なないけど……
まあ、とにかく聞け妹よ。
夢オチは使っちゃダメなんだ。
手塚先生がそう決めたんだ。
それは守らなくちゃいけない、わかるか?」
妹「ながい、しね」
兄「うん、俺が悪かった」
妹「話し終わったならしね。
しなないなら、しね」
兄「もう…やだ」
お わ り
- 76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:35:53.44 ID:xt1URXjj0
-
* *
* うさです +
∩ ∩
n | |_| | n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
- 77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:36:19.06 ID:AcNwCrcE0
-
なんだうさか
- 79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:38:01.68 ID:Ppck9S4f0
-
うさなら仕方ない
- 82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:43:51.37 ID:0b7b2Uzr0
-
兄「ほら! みろよ! ウサギだって! かわいいよなー」
妹「うさだから、ウサギじゃないから。しね」
兄「い、一緒だろ!」
妹「ああ、しね」
兄「妹さん? もうちょっとコミニュケーションとりません?」
妹「わかった、しね」
兄「僕、そろそろ心折れそうです」
妹「折れなくていいからしね」
友「……(なんだかんだで仲いいのな)」
お わ り
- 83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:45:57.37 ID:xt1URXjj0
-
* *
* 懲りずにうそです +
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
- 84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:46:41.19 ID:AcNwCrcE0
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なんだ懲りずにうそか
- 85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:49:00.50 ID:YbOfDm8sO
-
懲りずに嘘ならしょうがない
- 86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:55:22.19 ID:0b7b2Uzr0
-
兄「ここで、新キャラの登場です」
妹「はぁ?」
兄「だって、ほら俺と妹と友だけじゃ物語の展開に無理があるだろ?」
妹「はあ? そもそも需要あると思ってんの?
勘違いもいい加減にしろ。しね」
兄「だってこれ需要じゃないの?」
妹「遊ばれてるだけだ、気付け。
そして気付いたらしね」
友「でも、からかわれるにしてもいい加減ワンパターンになってくるよね」
妹「友さん、にーちゃんを甘やかさないでください
どうせ風呂敷広げて回収できなんでしょうから」
友「それもそうだな」
兄「お前ら…」
お わ り
- 87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 21:55:26.12 ID:5cowNOFa0
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(ヨ(* ´∀`)E) (ヨ(* ´∀`)E) (ヨ(* ´∀`)E) (ヨ(* ´∀`)E) (ヨ(* ´∀`)E)
n ∧_∧ n n ∧_∧ n n ∧_∧n n ∧_∧ n n ∧_∧ n
(ヨ(* ´∀`)E) (ヨ(* ´∀`)E) (ヨ(* ´∀`)E) (ヨ(* ´∀`)E) (ヨ(* ´∀`)E) +
n ∧_∧ n n ∧_∧ n n ∧_∧n n ∧_∧ n n ∧_∧ n
(ヨ(* ´∀`)E) (ヨ(* ´∀`)E) (ヨ(* ´∀`)E) (ヨ(* ´∀`)E) (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y Y Y Y Y Y Y Y Y *
- 96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 22:05:44.75 ID:0b7b2Uzr0
-
兄「さて、いよいよ本当の終わりが近づいているわけですが」
妹「いかがだったでしょうか?
今回の兄と妹の物語には多くの謎がちりばめられています」
友「それを是非解き明かしてください」
兄「もし、解決することができれば
あなたにすばらしいことが訪れるはずです」
妹「それではみなさん…」
全員「し ね !」
本当に終わり
- 98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 22:06:39.64 ID:xt1URXjj0
-
仕方ないから締めてやるよ…
* *
* + ほんとです
n ∧_∧ n
+ (ヨ( ゚д゚ )E)
Y Y *
- 99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 22:23:20.27 ID:9V6YR4JZ0
-
なんだほんとか
- 101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 22:30:13.73 ID:ABLul0z10
-
ほんとならしょうがない
- 102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 23:03:30.35 ID:Oj+XMECCO
-
と、見せかけて
- 103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 23:05:06.19 ID:h09DEWS00
-
* *
* うそです +
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
- 104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 23:06:47.18 ID:5cowNOFa0
-
なんだうそか
- 105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 23:08:59.48 ID:xt1URXjj0
-
なんだうそか
- 106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 23:25:25.47 ID:0b7b2Uzr0
-
兄「おいおい、これはどういうことだよセニョール」
友「さあ、遊ばれてるんじゃないか?」
兄「この時間に落ちないってある種奇跡だぞ」
妹「にーちゃんさえいなければ、よかったのに」
兄「なぜ嫌いになったとかの話はでくるのか? これから物語は進展していくのか?」
妹「生まれたときから嫌いでした」
兄「ああ、うん…」
お わ り
- 107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 23:27:31.34 ID:xt1URXjj0
-
* *
* ウソデース +
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
- 108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 23:34:20.24 ID:0b7b2Uzr0
-
兄「外国人キャラを参入させて見たらどうだろうか?」
妹「人に聞くな、自分で考えろ。考えた結果、しね」
友「なぜまた急に?」
兄「キンパツインテールで女の子はこういうSSには必須だと思うんだよね」
妹「センスが古いから、しね」
兄「妹よ、妹キャラも相当古いと思うぞ」
妹「キャラじゃないし、にーちゃんの妹だと思うと吐き気するし。
にーちゃんが死ねば万事解決なんだから、しね」
友「それは妹ちゃんに失礼だぞ」
妹「友さん、もっと言ってやってください、しねと。
しね」
友「いや、しねとは一言も…」
兄「たぶん、友にまで言われたら俺死ぬ、いやマジで」
お わ り
- 109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 23:36:09.50 ID:ikudyz7B0
-
* *
* ウソデース +
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
- 110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 23:39:43.52 ID:9V6YR4JZ0
-
なんだウソデースか
- 111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 23:49:12.99 ID:0b7b2Uzr0
-
兄「本当に登場人物が少ないなこのSSは」
妹「もっとエコを気にして削減しよう。
だからにーちゃんしね」
兄「いや、これ以上減らしたらマジでこの世界終わるぞ」
妹「新キャラ出すから問題ない。
だからしね」
兄「ジーザス…神は俺を見捨てるというのか…」
兄「にーちゃんごめん。やっぱりしんでほしくない」
兄「? 急にどうした? 熱でもあるのか?」
兄「そんなんじゃない……ただ、言い過ぎただけ…」
兄「大丈夫だよ、俺はそんなことを気にする男じゃない」
兄「にーちゃん……ありがと」
兄「ああ!」
妹「ああ!じゃねぇ、しね」
お わ り
- 112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/06/30(火) 23:50:39.86 ID:4IMHLvmr0
-
* *
* うそです +
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
- 114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 00:02:40.10 ID:YrCGxoQf0
-
ここは無限ルーーープかあぁぁぁぁぁ!!!
- 115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 00:04:13.26 ID:YQdvEnpl0
-
一応>>1なんだけどさ、これは続けるべきなの?
- 118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 00:13:15.80 ID:HviMPlFXO
-
>>115
俺的には前半の流れで続けてほしい
- 120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 00:16:31.41 ID:YQdvEnpl0
-
兄「ついに日付変わってしまった」
友「じゃあ、要望もあるみたいなんで答えていくか」
妹「でもにーちゃんはしね」
兄「俺が! 主人公だ!」
妹「しね」
- 135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 02:19:45.77 ID:YQdvEnpl0
-
>>34のあと
兄「さて、暇だし妹でも観察するか」
兄「お、料理を始めたぞ」
兄「何作ってんだ?」
妹「はしかけるな、しね」
兄「聞いただけじゃないか!」
妹「うるさい、気が散る」
兄「俺だって食べるんだからメニューくらい知ってもいいじゃないか!」
妹「にーちゃんの分ないからしね」
兄「えっ?」
- 137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 02:24:46.83 ID:YQdvEnpl0
-
兄「だってそれ夕飯だろ!」
妹「そうだけど、しね」
兄「さっき練り消し仕込んでくれるって言ってたじゃないか!」
妹「めんどくさいから練り消しだけだす」
兄「いやいや、練り消しだけて
いくら空腹でもにーちゃん手をつけませんよ?」
妹「じゃあ、食べなくていい。がししろ」
兄「おかーさん、おと−さん、どうやら食事は家では得られないようです。
当てになるのは友だけかよ…」
妹「友さんにたかるな、しね」
兄「でも何も食べられないんじゃ…
あ、妹の口に入ったやつでいいからくれよ」
妹「にーちゃん、しね」
- 138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 02:27:44.92 ID:YQdvEnpl0
-
兄「はあ、なんだかんだで妹は優しいよ」
兄「だって、こうして夕飯くれたし」
兄「練り消しも入ってないし」
兄「ああ、なんて素敵な妹なんだ!」
妹「野菜の皮でそこまで喜ぶな、しね」
- 139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 02:36:28.92 ID:Ti0yAH74O
-
妹「しね!しね!」
兄「うるせぇぞ愚妹が」 バキッ!!
妹「しねぶっ!!!」
兄「いつもいつも馬鹿にしやがって!!!お前が死ねよ!!!!」 バキッ!!! ボカッ!!
妹「お、おにぃちゃ…へぐぇっ!あぇっ!」
兄「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!!!!!」
妹「ぶべっ!うぇあ!や、やべで…あぐぅ」
兄「ハァ…ハァ… 二度と俺に話しかけるな。分かったな?」
妹「し…ね… しね……」
- 140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 02:37:18.23 ID:YQdvEnpl0
-
兄「ところで妹よ」
妹「なに? 質問答えたらしんでくれるの?」
兄「いや、しなないけど…」
妹「なんだよ、しね」
兄「あ、明日弁当よろしくな? な?」
妹「また自分でブタのえさ作ればいいでしょ?」
兄「頼むよ、友には頼めないんだからさ」
妹「嘘つくな、しね」
兄「うん、ごめん…」
妹「にーちゃん、だったらどうすればいいかもう分かるでしょ?」
兄「お、俺が…」
妹「うん」
兄「必死に妹に頼み込む!」
妹「ああ、うん、問答無用でしね」
- 141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 02:41:24.65 ID:YQdvEnpl0
-
翌日
兄「おはよー」
兄「ん? もう誰もいない?」
兄「手紙?」
手紙『冷蔵庫の中に朝食入れておいたので暖めて食べてください by母』
兄「さすが母さん! まさか朝食にありつけるとは!」
がちゃ
手紙『なんてことがあると思ったか、しね by妹』
兄「ああ、期待した俺が馬鹿だった」
- 143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 02:49:28.76 ID:YQdvEnpl0
-
キーンコーンカーンコーン
兄「…ということが今朝あったのだよ」
友「それは悲惨だったな」
兄「というわけで、今日も分けてくれ」
友「…一応聞いておくが弁当は?」
兄「また、妹に作ってもらったんだが…」
友「(いい加減学習しろよ…)」
兄「こんなのが弁当箱の中に入ってた」
友「ポテチ?」
兄「いや、袋だけ……若干カスが入ってた……」
友「……まあ、食うか」
兄「すまない…」
- 144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 02:54:20.98 ID:YQdvEnpl0
-
友「ところで、兄よ」
兄「なんだ?」
友「バイトでも何でもいいけどお前金は持ってないのか?」
兄「バイトって、この学校禁止だろ」
友「そうだが、やってるやつはいくらでもいるぞ?」
兄「へぇ」
友「言いたいことはそこじゃなくてだな、金は持ってないのか?」
兄「なんで? あるけど」
友「いくらだ?」
兄「5000円くらいかな、手持ちは」
友「……あのさ」
兄「うん」
友「通学路の途中にさ、コンビニあるじゃん?」
兄「ああ、あるな」
友「…ここまで言って分からないか?」
- 145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 02:57:04.22 ID:HviMPlFXO
-
兄は基本バカなのか…?
- 147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 03:03:08.17 ID:YQdvEnpl0
-
兄「言いたいことがあったらはっきりいうべきだと思うぞ」
友「……コンビニ弁当って知ってるか?」
兄「バカにするなよ!」
友「いいか、お前の手持ちには5000円ある」
兄「うむ」
友「通学途中にはコンビニがあり、そこにはコンビニ弁当がある」
兄「だから?」
友「……ここまで言っていうのもバカらしいが
そこでコンビニ弁当買えば万事解決じゃねぇか?」
兄「……………!!!」
友「…(すごい勢いで頷いてる…。本当に気がつかなかったのか?)」
兄「お前あったまいいな!!!」
友「お前は、よく高校受かったな」
- 149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 03:14:22.52 ID:YQdvEnpl0
-
さらに翌日
兄「というわけで」
友「コンビニ弁当買ってきたのか?」
兄「いや……」
友「買ってこなかったのか!?」
兄「買ってこなかったというより買えなかったというほうが」
友「何でだ? 5000円あったんだろ?」
兄「こんなの入ってた…」
手紙『無駄遣いしないように貯金しておきます by親父』
友「……」
兄「な?」
友「……うん」
兄「これがお年玉貯金ってやつか…」
友「なんでだ」
- 151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 03:22:41.89 ID:YQdvEnpl0
-
兄「もうやだ」
友「まあ、な」
兄「だから友の弁当をもらうことにする」
友「ああ、うん、もういいや、めんどくせぇ
勝手に食ってくれ」
兄「マジで!?」
さらにさらに翌日
兄<もぐもぐもぐもぐ
友「早弁しろなんていってない」
兄<ぼひほーはまでひは
友「全部食っていいとも言ってない」
兄「マジで…?」
友「これで昼飯抜きかよ…」
兄「ええー! それは困るぜー!」
友「お 前 が 言 う な」
- 152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 03:34:47.57 ID:YQdvEnpl0
-
兄「ああ・・・金曜日は憂鬱だ」
友「どうしてだ? 次の日が休みなんてすばらしい日じゃないか」
兄「休みだからだよ!」
友「?」
兄「友に会えない…」
友「な、何言ってんだお前」
兄「会えないということは食事にありつけない…」
兄「ああ! なんということだ!」
友「……まあ、同情はするよ」
兄「半ドンだったあの頃が懐かしい…」
友「お前いったい歳いくつだ」
- 154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 03:45:13.33 ID:YQdvEnpl0
-
兄「ああ、寝てしまったら土曜日が来てしまう…」
妹「永眠すれば二度と土曜日に会わなくてすむよ。だから、しね」
兄「ああ、それもいいかもしれないな」
妹「えっ?」
兄「ああ」
妹「えっ? えっ? 何言ってるの?」
兄「(まさか本気で心配してる?)」
妹「に、にーちゃん、ちょっと待ってて!!」
ダダダ…
兄「まさかあいつがあんなあわてるなんてな…かわいいじゃないか」
ダダダ…
妹「にーちゃん! はい! 睡眠薬! いっぱい飲んでしね!」
兄「すっげぇ、きらきらしてる。すっげぇ、きらきらしてる」
- 157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 03:56:58.28 ID:4SMBC/l30
-
ヒドスwww
- 159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 04:49:53.94 ID:4SMBC/l30
-
ガチで永眠しちゃうwww
- 177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 11:22:35.48 ID:YQdvEnpl0
-
兄「いいか、妹」
妹「よくないから、しね」
兄「……睡眠薬を大量に飲んだらどうなるか知ってるか?」
妹「しってるから渡したんだろ、しね」
兄「違うッ!」
妹「…はあ?」
兄「いいか! 俺がしぬのはいい。
だがな、そのあとはどうする!」
妹「そのあと……?」
兄「そうだ、そのあとだ。
警察が着たり、葬式だったりいろいろめんどくさいぞ!
いいのか! それで!」
妹「それくらいどうってことないから、しね。
むしろそれくらいで済むならさっさと、しね」
兄「ですよねー」
- 181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 11:45:22.59 ID:YQdvEnpl0
-
翌日
兄「ああ、土曜日が来てしまった」
妹「そんなに悩むならしねばいーのに」
兄「お前が原因なんだがな…」
妹「で、しぬの?」
兄「しにません」
妹「しぬorしぬ、さあ選べ」
兄「しなないをチョイス!」
妹「ブブー不正解! 不正解者はしんでください!」
兄「…ちなみに正解するとどうなる?」
妹「しんでもらいます」
兄「だよねー」
- 182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 11:49:56.38 ID:YQdvEnpl0
-
兄「朝っぱらから何やってんだ……」
兄「起きたはいいけど、かーさんもとーさんも仕事だし…」
兄「家にいるのは俺と妹だけ…」
兄「これは…」
妹「ごちそーさまでした」
兄「あの妹さん?」
妹「なに? しぬの?」
兄「いや、俺にも朝食を…」
妹「自分でしね」
兄「もう略しすぎて何がなんだか」
- 184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 11:59:05.12 ID:YQdvEnpl0
-
兄「拝啓、おとーさま、おかーさま、今日一日僕は食料を手に入れられないようです……」
妹「だから自分でしねば問題ないだろ?」
兄「一応訳すと自分で調理をしろ、しね、となっております」
妹「解説するな、しね」
兄「しかしそれは無理な相談です。なぜならできないから」
兄「私にできるのはカップラーメンを作ることくらい」
妹「あ、カップラーメン一個だけあまってる」
兄「それは俺のだああああああああああああああああああああ!!!」
妹「お昼ご飯これにしよー」
兄「妹による食料殲滅作戦により俺の生命線はたたれました。
やっぱり今日一日何も食べられないようです。みなさま、よい一日を。 敬具」
妹「ああもう、なんかいろいろ鬱陶しい、しね」
- 187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 12:19:22.73 ID:YQdvEnpl0
-
兄「結局、こうなるのが運命なんだよ」
兄「どうせ一人で生きていけない情けないやつなんだ」
兄「おなかがすいて妹に懇願しても結局もらえず」
兄「ふらふらふらふら夜の街をさまようだけ」
兄「そして夜の街にはおいしそうな中華、ファミレス、ファストフード……」
兄「いくら見ても食べられない」
兄「もう唾液の一滴ですらでつくし…」
友「分かったからヒトの家のインターホンで語らないでくれ」
- 189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 12:25:25.15 ID:YQdvEnpl0
-
兄「まさか、土曜日まで友の世話になるとはな」
友「まさか、土曜日まで兄の食事の面倒を見るとはな」
兄「本当にすまん」
友「まあ、いいけどさ」
友「本当にお前の家は」
兄「あの、そういうのいいんでゴハン恵んでください」
友「どうやら臨界点にきているようだ」
- 190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 12:37:08.46 ID:YQdvEnpl0
-
友「お前が割りと強引に頼んでくるって珍しいな」
兄「ほんと無理です」
友「あのさ」
兄<もぐもぐ
友「こうやって食料を与えることは簡単だ」
兄<もぐもぐもぐもぐ
友「でもそれだと、お前は毎回毎回がし寸前まで追い詰められることになる」
兄<もぐもぐもぐもぐもぐもぐ
友「だからな、せめて一般常識というか冷凍食品くらい解凍できるように」
兄<もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ
- 191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 12:39:41.49 ID:YQdvEnpl0
-
兄<ゴクン
友「分かったか?」
兄「え? 何?」
友「もう飯やらねぇぞ」
兄「嘘だって! 聞いてたって!」
友「じゃあ、俺がなんていったか答えてみろ」
兄「友と一緒に料理の勉強する!」
友「なぜだ」
- 193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 12:46:54.61 ID:YQdvEnpl0
-
兄「だってそうすれば、つまみぐ……もとい味見ができるし」
友「自分で作れるようになればつまみ食いなんてする必要ないんだが…」
兄「わかってない、友は何も分かってない」
兄「つまみぐいはな、男のロマンなんだよ!」
友「言っちゃったよ、つまみぐいって…」
兄「あのつまみ食いする瞬間の緊張感!
それに伴う特別なうまさ!」
兄「それを俺が作ったら何の意味もないじゃないか!」
友「味見すればいいじゃないか」
兄「味見してなんになる!!!」
友「もうお前がししろ」
- 195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 12:59:43.44 ID:YQdvEnpl0
-
兄「日本には米が余っています」
友「そうらしいな」
兄「これを有効活用することで日本の景気が助かります」
友「ほう、なぜだ」
兄「その余った米を俺が食う、俺は勉学に励むことができる」
友「先が見えたから言うが、その時点で日本経済はダメだな」
兄「まあ聞けって。
勉学に励むことでひとりの天才が生まれる」
友「おおう……で?」
兄「その天才が、天才的な発明をし天才的な経営をして海外に物を売りまくる」
友「……」
兄「で、それが認められて俺が総理大臣になる!」
兄「どうだ? すごいだろ?」
友「うん、お前の頭の具合がすごいことになってるのは分かった」
- 205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 13:49:24.32 ID:YQdvEnpl0
-
兄「今ご飯食べてんだけどさ正直3キャラじゃやっていけないんですよ」
妹「だからにーちゃん死んで新キャラ足そうよ」
兄「いあいあいあいあ」
- 206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 14:01:50.22 ID:YQdvEnpl0
-
友「まあ、いいや
明日は小母さんいるんだろ?」
兄「ああ、一応な」
友「一応って何だよ」
兄「基本仕事で疲れてるから1日中寝てる」
友「…飯は?」
兄「妹が作る」
友「作ってくれんのか?」
兄「いや、さすがに3人分作るとちょっと余るからそれ食べてる」
友「お前、たぶん仙人になれると思う」
- 208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 14:07:50.24 ID:YQdvEnpl0
-
兄「そうか?」
友「ああ、間違いない」
兄「結構余るんだぜ」
友「どれくらい?」
兄「そうだな、この間のメニューはかぼちゃの煮つけ、味噌汁、肉野菜炒めに白米だったんだけど」
友「ふむ」
兄「煮付けはかぼちゃの皮だけ、味噌汁は横にへばりついてるわかめだけ、肉野菜炒めは脂身とやさいの芯の部分に…」
友「お前よくいきてられるな……」
兄「白米が3合」
友「バランス悪っ!!」
- 209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 14:18:46.55 ID:YQdvEnpl0
-
友「ともあれ、明日は生きていられるみたいだから安心した」
兄「かーさんいれば、それこそ金もらって買いにけるしな」
友「ああ、買いに行くという考えはあったんだ」
兄「うん、フランス料理は週末の楽しみだぜ」
友「ち ょ っ と 待 て」
- 213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 14:57:34.70 ID:YQdvEnpl0
-
友「え? ちょっと待って」
兄「え?」
友「いや、え?」
兄「えっ?えっ?」
友「もう一回さっきのこといって?」
兄「フランス料理は」
友「うん、フランス料理?」
兄「フランス料理」
- 217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 15:23:31.29 ID:YQdvEnpl0
-
友「俺もつれてけ!」
兄「フランス料理にか?」
友「なに贅沢してんだ!」
兄「贅沢ってたいしたことないぜ?」
友「なに?」
兄「フランス料理って言ってもピンきりなんだぜ」
友「そりゃそうだが」
兄「子牛のサーロインとか、その程度だ」
友「十 分 だ ろ」
- 218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 15:30:00.39 ID:YQdvEnpl0
-
兄「いやいや、それでもニーキュッパくらいなんだ」
友「ニ万九千八百円か?」
兄「だからそんなしないって。
二千九百八十円」
友「フルコースで?」
兄「フルコースで」
友「お前手持ち今いくらある?」
兄「7000円」
友「オーケー、いこうか」
- 223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 16:52:27.62 ID:YQdvEnpl0
-
兄「友にならいっくらでもおごってやるぜ!」
友「よっしゃあ!」
兄「あ、でも…」
友「そんなこといいから早く行こうぜ!」
兄「あっ」
友「なんてな、ここで聞かないとやばい気がする」
兄「ああ、これクーポン券なんだけど。
これないとやすならねぇのよ」
友「クーポン…?」
兄「ああ、クーポン」
手紙『クーポンもらっておくから by妹』
兄「ごめん、手紙だ」
友「ああ、うん…」
- 244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 20:56:58.82 ID:YQdvEnpl0
-
兄「すまん、おごってやれないみたいだ…」
友「あ、ああ……それは一向に構わないんだが」
兄「かまないんだがなんだ?」
友「クーポンなしでお前はフランス料理いけるのか?」
兄「……」
友「(…なんか停まったぞ)」
兄「NOOOOOOOOOOOォ!!」
友「普段の価格はいくらなんだ?」
兄「ニーキュッパ」
友「二万九千八百円?」
兄「いや…二十九万…」
友「ニジュウキュウマン!!??」
兄「クーポンがああああああ!!!」
友「なにそれ!? どんなクーポン!? どんな店!?」
友「つか、行かなくてよかった!! 確認してよかった!! あっぶねぇ!!」
- 246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 21:09:43.98 ID:YQdvEnpl0
-
兄「友! 友!!」
友「な、なんだ?」
兄「キャラ崩壊してるから、落ち着いて、クール、クール、クール」
友「ああ…でもクールを連呼する落ち着かせ方はどうかと思うぞ」
兄「すまん、猛省する」
友「ところで、なんでお前はそんな大事なクーポン手紙と間違えるんだ?
やっぱりアホなのか?」
兄「やっぱりって何だよ、やっぱりって」
友「す、スマン…」
兄「いやだってこれ、親父の店だもん。
クーポンも家族専用で手書きなんだ」
友「は?」
- 247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 21:22:19.37 ID:YQdvEnpl0
-
友「オーケー、落ち着こうか」
兄「落ち着いてるって」
友「ならば俺が落ち着こう」
兄「あ、ああ…?」
友「えっと、お前のとこの親父さんは・・・」
兄「コックかな、あとオーナーだ」
友「いやいや、この間料理作れないって」
兄「仕事で作りまくってるから家じゃいやなんだと」
友「ふざけんじゃねぇ、今度お前のうち招待して親父さんの手料理食わせろ」
兄「えー」
友「えーじゃねぇええええ!!!」
兄「だって作ってくれないと思うぜ」
兄「だから食い行くわけだし。
でも普段二十九万の料理が二千九百八十円ならいいよなー」
友「絶対それ騙されてる! 騙されてる!」
- 248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 21:45:54.89 ID:YQdvEnpl0
-
兄「騙されてるってなにが?」
友「絶対二十九万もしないよね!? 絶対しないよね!?」
兄「えー、だってクーポンに
『ほんとは二十九万だけど100分の1にしてあげちゃう券』って書いてあるんだぜ?」
友「ああ、うん…(もういいや…)」
兄「でも、クーポンない…食えない…」
友「親父さんに直接頼んじゃダメなのか?」
兄「……あっ」
友「いけるのか?」
兄「いつも店員さんにクーポン見せてもふざけてるんですか?って言われて
親父が出てくるんだよな。それでいいよーって」
友「ああ、絶対それ。非公式クーポンだよね」
友「……ん?ちょっとまてよ。
お前まさか…」
友「ひとりでいつも行ってるのか…?」
兄「妹が一緒に行ってくれると思うか?」
友「涙が止まりません」
- 250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/01(水) 21:57:23.56 ID:YQdvEnpl0
-
兄「そんなわけでおとなしく家に帰ってきたわけである」
兄「ただいまー」
兄「おかえりー」
兄「にーちゃん、夕飯作っておいたよ」
兄「おお! なんてすばらしい!」
兄「にーちゃんのために一生懸命作ったよ!」
妹「食べたらしんでね!」
兄「おう! サンキュ!」
妹「今の録画しといたから」
スタスタ…
兄「妹のステルス機能にも磨きがかかってきたみたいだな…」
- 316 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 10:04:18.50 ID:QYUh/n/n0
-
妹「最近、にーちゃんのひとりごとがきもい、しね」
兄「お前が原因でもあるんだがな」
妹「はあ? 責任転嫁するな、しね」
兄「妹はいつからこんなやさぐれてしまったんだ…」
妹「にーちゃんがいた瞬間から」
兄「それって親父の……ブホォ!!」
妹「ああ、うん、マジでしね」
兄「……(ひ、久しぶりに妹にさわってもらえた気がする……)」
妹「にやにやすんな、きもい、雨に打たれて風邪引いた結果、誰にも看取られずしね」
- 317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 10:25:01.42 ID:QYUh/n/n0
-
兄「ここ最近、兄としての威厳がなくなってる気がするんだが」
妹「えっ? そんなもん最初からなかったのになに言ってんの?」
兄「えっ?」
妹「むしろあると思ってたの?
あると思ったら、しね。ないと自覚していてもしね」
兄「あのさ…」
妹「質問答えてもしんでくれないから質問する前にしね」
兄「もはや、発言すら許されないとか」
- 320 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 11:02:11.54 ID:QYUh/n/n0
-
兄「っは!!」
妹「驚き方がキモイ、しね」
兄「結局明日フランス料理いけない!!」
妹「おとーさんの店なんか行くな、迷惑だろ」
兄「なんで?」
妹「こいつ…」
兄「お前だって、俺がお前の学校行ったら嬉しいだろ?」
妹「分かってていってるんだろうけど、そんなにしにいの?
覚悟があると判断していいの? しんでくれるの?」
兄「まあ、待て妹よ。軽いジョークだ。
その手に持った鈍器は下ろしてもらおうか」
- 321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 11:04:18.34 ID:QYUh/n/n0
-
なんか誤字が目立つな
- 322 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 11:11:12.62 ID:vJ5XpfnZO
-
待ってるからとっととしね太郎!!!!
- 323 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 11:19:33.94 ID:QYUh/n/n0
-
兄「今日はなんとか友に頼んでしのぐ事ができたが、明日はどうしよう」
兄「親父は店だし、かーさん寝てるし、妹はあれだし」
兄「日曜なんだし、ゆっくり寝てすごすか?」
兄「昼くらいまでなら余裕で寝ていられるし」
兄「よし! そうしよう!」
兄「だから今日はもう寝ようっと」
兄「おやすみー」
妹「私の部屋で寝るとかいい度胸だよね、きっとしにたいんだよね。
気付かなくてごめんね。にーちゃん、しね」
兄「まあ待て。悪かった。削ったばかりの鉛筆振りかざすのやめようか」
- 325 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 11:30:06.39 ID:QYUh/n/n0
-
兄「危うくしぬとこだったぜ……」
兄「体を張ったジョークもほどほどにしないとな」
兄「でも今のは、なかなかいい感じのジョークだった」
兄「改良すればもっと面白くなるかもしr……」
スカーン!
兄「鉛筆が…壁を貫いてきただと……」
- 327 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 11:54:42.38 ID:QYUh/n/n0
-
兄「聞かれていたのか……」
兄「きっと壁の向こうでは…」
がちゃ
妹「……しぬ?」
兄「オーケー妄想もできないようだ」
妹「妄想したら、しね
むしろ妄想しようとしたから、しね」
兄「酷すぎるだろ……」
- 332 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 13:19:25.10 ID:q5JL+u7VO
-
翌日
兄「結局、起きてしまった…。まだ10時かよ……」
兄「もう一寝入りしたいとこだが……、こう腹が減ってはな」
兄「キッチンに行けば、何かあるかも知れん」
キッチン
兄「とーさんやかーさんはともかく、妹までいないとか」
兄「ん…? 手紙? …いやな予感しかしないんだが」
手紙『お父さんと妹ちゃんと出かけてきます。妹ちゃんからきいたけどつかれるんだって?
ゆっくり休んでください by母』
兄「こ、これは…」
- 334 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 14:03:37.17 ID:q5JL+u7VO
-
兄「とーさんもかーさんもいない」
兄「妹もいない」
兄「飯は?」
兄「なし」
兄「金は……」
ごそごそ
兄「手紙…?」
手紙『昨日の慰謝料としてお小遣いもらっていきます by妹』
兄「手持ちは500円…うん、わかった、ダメだこれ」
- 335 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 14:05:08.94 ID:IJ04se/YO
-
チャーハンくらい作れろやAA(ry
- 336 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 14:10:05.70 ID:vk1j8Vyc0
-
∧,,∧
(;`・ω・) 。・゚・⌒) チャーハン作るくらいなら しね
/ o━ヽニニフ))
しー-J
- 338 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 14:35:22.16 ID:q5JL+u7VO
-
兄「と言うわけだ、どうすればいい?」
友「こんな朝から電話してきたかと思えば…」
兄「俺にとっては死活問題なんだよ!!」
友「リアルな死活問題を持ち込まれるとは思わなかったよ……」
兄「とにかくどうしよう」
友「…うちくるか?」
兄「待ってたぜ!その言葉!」
友「と言いたいとこなんだが、実は今出かけてるんだ」
兄「え、待って、意味がわからない」
- 342 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 15:00:15.52 ID:q5JL+u7VO
-
友「わからないことはないだろ」
兄「え? 唯一にして最強の生命線だった友さんが外出?」
友「わかってるじゃないか」
兄「え? 今すぐ帰ってくるんだよね?」
友「残念ながら、まだ目的地にも着いてない」
兄「えっ?」
友「…まあ、いい機会じゃないか。料理の練習でもしたらどうだ?
小母さんのことだ、食材は冷蔵庫にあるんだろ?」
兄「そんなことしてなんになる!!」
- 343 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 15:10:09.36 ID:IJ04se/YO
-
さっきから気になってたが…
小母さん→お母さん かな?
ロリ母かとおもた
- 344 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 15:14:37.60 ID:q5JL+u7VO
-
>>343
それでおばさんって読むんだぜ
- 345 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 15:26:52.72 ID:q5JL+u7VO
-
友「そんなことすれば、飯が食えるだろ」
兄「俺が料理したら冷蔵庫の食材全部生ごみにするぞ!」
友「威張るなよ…」
兄「それになぁ…」
友「それに?」
兄「帰ってきて妹が冷蔵庫を覗いたことを考えると…」
友「ああ、俺が悪かった」
兄「だろ? だから俺のために早く帰ってきてくれ!!」
友「残念ながら俺も夕飯まで済まして帰るつもりだ」
兄「おれの いのちは たたれた」
- 353 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 17:07:01.35 ID:QYUh/n/n0
-
友「諦め早すぎだろ……」
兄「もうダメだ、きっと俺は今日一日何にも食べることができなくてしぬんだ…」
友「人間1日食わなくてもしなんよ」
兄「それはそうなんだが……」
友「まあ、夜まで待てば小母さんも帰ってくるんだろ?」
兄「くるけど、妹になんか仕込まれるのが目に見えてる」
友「……仕方ないな、帰ってきたら連絡するから家にk」
兄「あ!!! カップ麺あった!! これで大丈夫だ!!
悪かったな!!! 友!! じゃあ!」
ツーツーツー……
友「ああ、うん、もういいや」
- 355 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 17:09:28.83 ID:IJ04se/YO
-
>友「ああ、うん もういいや」
ワロタwwwww
- 354 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 17:08:59.69 ID:ydI0JBDiO
-
友が可哀くて可哀くてしかたない
- 357 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 17:16:25.56 ID:QYUh/n/n0
-
兄「ラ・ラ・ラーメン〜♪」
兄「お湯お湯〜♪」
兄「あり? ポットにもうお湯がねぇ」
兄「はあ……沸かさないとダメか……」
兄「やかん、やかんっと」
兄「みず、みず〜」
きゅっきゅっきゅ
兄「あり? でないぞ?」
きゅっきゅっきゅ
兄「あれ? 何でだ?」
兄「ん? 手紙と一緒になんかおいてあるぞ…?」
『断水のお知らせ〜10時から12時まで断水いたします〜』
兄「おれの こころは おれた」
- 358 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 17:21:57.03 ID:QYUh/n/n0
-
兄「ま、まあたった2時間じゃないか」
兄「はあ…とりあえず朝飯は諦めよう」
兄「寝て12時になるのを待つか」
兄「あー……はらへったぁー」
…
……
………
兄「んん……」
兄「ふぁ、今何時だ?」
兄「っげ!? 17時かよ!!」
兄「まあ、いいや。 さっきのカップ麺つくろ」
兄「なんか湿気たのか知らんけど……まじぃ…」
- 360 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/02(木) 17:37:03.49 ID:QYUh/n/n0
-
兄「あーあ、暇だなー」
兄「んあ! いいこと思いついた!」
兄「こんなときだからこそ!」
兄「これは使命だ!」
兄「成し遂げねばならぬことが人にはあるんだ!」
兄「そう!」
兄「妹 の 部 屋 に 潜 入 す る !」
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完結:兄「あのs妹「にーちゃん、しね」」
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この記事へのコメント
1. Posted by ゴールデン名無し
2009年07月05日 08:14
続くのかよw
>>1乙すぎる
>>1乙すぎる
2. Posted by ゴールデン名無し
2009年07月05日 08:36
ほぉ、続けたまえ
3. Posted by ゴールデン名無し
2009年07月05日 10:24
創作か
4. Posted by
天照太御神
2009年07月05日 10:48
世界は日本から変わり始めてます
伊勢ー白山道
伊勢ー白山道
5. Posted by ゴールデン名無し
2009年07月05日 11:00
続きはドコー?
6. Posted by ゴールデン名無し
2009年07月05日 11:05
この人のスレ、他にも見たことある希ガス
7. Posted by
ゴールデン名無し
2009年07月05日 11:25
『生爪を剥がす痛みを延々と味わいながら全裸になってしね』
8. Posted by ゴールデン名無し
2009年07月05日 11:29
おいおいオーフェンってレスが無いじゃないか
9. Posted by ゴールデン名無し
2009年07月05日 11:40
おわりです。
続きはありません
* *
* うそです +
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
続きはありません
* *
* うそです +
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
10. Posted by ゴールデン名無し
2009年07月05日 12:01
はぁ・・・・
11. Posted by ゴールデン名無し
2009年07月05日 12:15
ほぉこれ機能みたときは900言ってたから取り上げられると思ってたがw
見るか
見るか
12. Posted by ゴールデン名無し
2009年07月05日 12:28
なんだうそか
13. Posted by ゴールデン名無し
2009年07月05日 12:36
にーちゃんって呼び方いいよね
14. Posted by ゴールデン名無し
2009年07月05日 12:59
>>1じゃないけどまさか載るとはww
これでいつでも読み返せるってわけか
これでいつでも読み返せるってわけか
15. Posted by ゴールデン名無し
2009年07月05日 13:08
こういう創作嫌いで普段読まないけど
これは面白かった1GJ
これは面白かった1GJ
16. Posted by ゴールデン名無し
2009年07月05日 14:01
なんか微妙だな・・・でも妹のデレ見るまでは引けないぜ
・・・あーもう!バカ! しね!抱いて!
( ゚д゚)ポカーン
・・・あ
おまえ・・・それ、聖剣3の3段斬り並の破壊力だぞ///
い、今まで、しねの前に小さく早口で、ソレデモワタシ,ニイチャンノコトダイスキダって言ってたのもずっと気づいてないし・・・
なん・・・だと・・・
はぁ・・・ほんと兄ちゃんは・・・で、でも、それでも私、兄ちゃんのこと、だ、大好きだしね・・・ふふ///
人生ハジマタ
・・・あーもう!バカ! しね!抱いて!
( ゚д゚)ポカーン
・・・あ
おまえ・・・それ、聖剣3の3段斬り並の破壊力だぞ///
い、今まで、しねの前に小さく早口で、ソレデモワタシ,ニイチャンノコトダイスキダって言ってたのもずっと気づいてないし・・・
なん・・・だと・・・
はぁ・・・ほんと兄ちゃんは・・・で、でも、それでも私、兄ちゃんのこと、だ、大好きだしね・・・ふふ///
人生ハジマタ
17. Posted by ゴールデン名無し
2009年07月05日 14:19
兄さん、もうやめようよ〜。
あんな極悪魔術師にかかわるの。
あんな極悪魔術師にかかわるの。
18. Posted by ゴールデン名無し
2009年07月05日 15:38
元スレ見てたが、終わり方がな・・・
19. Posted by ゴールデン名無し
2009年07月05日 23:54
しね→ばかやろう
に変換
兄→かな
妹→ちあき
に変換
兄→かな
妹→ちあき
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