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大阪中央郵便局:局舎保存へシンポ 「重文にする会」5日・大阪歴博 /大阪

 大阪中央郵便局(大阪市北区)の局舎保存問題で、関西を中心にした有志による「大阪中央郵便局を重要文化財にする会」の第2回シンポジウムが5日午後1時から、大阪市中央区大手前4の大阪歴史博物館講堂で開かれる。参加無料。

 藤岡洋保・東京工業大教授が「大阪中央郵便局の建築的価値」▽松隈洋・京都工芸繊維大教授が「吉田鉄郎のモダニズム 北欧と戦時下の思想」▽橋爪紳也・大阪府立大教授が「大阪駅前と都市美」--をテーマに講演。旧郵政省で郵政建築を手がけ、東京中央郵便局の保存に向けた活動に参加してきた南一誠・芝浦工業大教授は「東京・大阪中央郵便局再開発の課題」と題して、東京中郵の一部保存が決定した経緯や大阪中郵の保存手法について語る。

 日本郵政は、テナント確保のめどが立たないため、大阪中郵新局舎開業時期を当初予定の2012年から先送りすることを決定。一方、東京中郵は建物の一部を保存し、登録文化財を目指すとして3月から解体し、超高層ビル建設のための工事中。【手塚さや香】

毎日新聞 2009年7月3日 地方版

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