渡哲也がファンと絶叫「裕ちゃん!」
「石原裕次郎二十三回忌」国立競技場の参列者と一緒に「裕ちゃぁん〜」と絶叫する渡哲也(左から3人目)
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昭和の大スターだった故・石原裕次郎さん(享年52)の二十三回忌の法要が5日、国立競技場(東京都新宿区)で営まれた。スポーツの聖地に裕次郎さんの眠る総持寺(横浜市鶴見区)を再現した前代未聞の法要イベントに11万6862人(主催者発表)のファンが詰め掛けた。石原プロモーションの社長を裕次郎さんから引き継いだ渡哲也(67)はスタンドのファンと「裕ちゃん!」と絶叫、偉大な故人をしのんだ。
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総持寺をイメージして“建立”した「裕次郎寺」を背に、国立競技場のピッチ上の特設ステージでマイクを持った渡。「天にいる裕次郎さんに声を掛けてみようと思います」と笑顔で呼び掛けた。節目の法要がすべて雨で雨男で知られる裕次郎さんだが、この日は時折薄日も差す曇り空。その空に向かって「裕ちゃーん!」と絶叫し、スタンドにマイクを向けると、3万4945人も「裕ちゃーん!」と呼応。渡はさらに右と左の方向に叫び、ファンと一体となった「裕ちゃーん」は計3回競技場にこだました。
「裕ちゃん」と呼んだのは「生まれて初めて」。驚く周囲に「お客さんを見ていて急に思いついた」と明かした。壇上の傍らにいた裕次郎さんの妻まき子さん(75)も「渡さんは普段“裕ちゃん”とは言わない。思いを込めて言ってくれた。驚き、そして感激でした」と語った。午後6時20分頃にも渡はまき子さんらともう1度ステージに上がり、「たくさんの方々に愛され、しのんでいただきありがとうございます」と涙ぐんだ。
石原プロはファンとともに行う法要をこれで最後としており、渡は報道陣に「ファンの方々と裕ちゃんと言わせていただきました。(声は)届いていると思います」と笑顔。舘ひろし(59)は「僕は裕ちゃんとは呼べず、小さな声で先代と言った」と語った。
裕次郎さんの人柄にほれ込んで、日活から借金に苦しんでいた石原プロに移籍。裕次郎さんの闘病時には「眠れず、酒と睡眠薬を飲んだ」と飲めなかった酒が飲めるようになった。亡き後も、91年公表した直腸がんと、97年に手術をした大腸がんを乗り越えて俳優と社長業を両立。高さ17・13メートル、床間口約50メートルの「裕次郎寺」に総持寺の本尊を運び、約120人の僧侶が読経する総工費10数億円とみられる壮大なスケールの“最後の法要”に重責も感じていた。日本テレビ「華麗なるスパイ」(18日スタート)とNHK「坂の上の雲」(11月29日スタート)の撮影の合間に「準備はどう?」、この日も「何人ぐらい入っている?」と周囲に繰り返し尋ねた。
ファンの列に最大「5時間待ち」の表示が出た法要。命日17日には都内で招待客らが集う。「足跡を汚さないように守っていかないといけないと思いました」としみじみと語った。
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