2009都議選
都議選が3日告示され、届け出を済ませた候補者は10日間の激戦に突入した
【政治】静岡県知事に民主推薦の川勝氏2009年7月6日 00時31分
前知事の辞職に伴う静岡県知事選は5日投開票され、無所属新人で前静岡文化芸術大学長の川勝平太氏(60)=民主、社民、国民新推薦=が、無所属で前自民党参院議員の坂本由紀子(60)=自民、公明推薦=、無所属で元民主党参院議員の海野徹(60)、共産党公認で党県委員会常任委員の平野定義(59)の新人3氏を破り初当選した。 民主党は名古屋、さいたま、千葉の政令市長選に続き、主要地方選4連勝し、東京都議選(12日投開票)や政権交代への大きな弾みとなった。麻生内閣は「衆院選の前哨戦」と位置付けられた選挙に敗れ、さらに苦しい政権運営を迫られることになりそうだ。 同県での新知事誕生は4期16年ぶりで、国会議員や官僚出身でない民間人の当選は戦後初。投票率は61・05%で、前回の44・49%を16・56ポイント上回った。 川勝氏は、出馬表明が告示の約2週間前と出遅れたが、民主党を前面に出す戦略が功を奏し、都市部を中心に支持を急速に拡大。鳩山由紀夫代表や岡田克也幹事長らが県内入りし、無党派層を取り込んだ。 坂本氏は、自民党への逆風から政党色を出さず、副知事の経験や初の女性知事の意義を訴えた。麻生太郎首相は来県せず、女性閣僚や石川嘉延前知事が前面に立ったが、一歩及ばなかった。 ◇静岡県知事選 開票99% 当 723,912 川勝平太 無新<1> =民社国 706,743 坂本由紀子 無新 =自公 331,905 海野徹 無新 64,969 平野定義 共新 (中日新聞)
|