(cache) 静岡、都議選にらみ解散判断 麻生首相、連敗なら退陣論 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 静岡、都議選にらみ解散判断  麻生首相、連敗なら退陣論

     麻生太郎首相は、5日投開票の静岡県知事選の結果や、12日の東京都議選の情勢をにらみながら衆院解散・総選挙のタイミングを探る考えだ。仮に静岡、東京の両選挙で連敗するような状況になれば「麻生降ろし」が本格化、退陣論を含め政局が流動化する可能性が高まる。

     首相は主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)出席のため6日からイタリアを訪問、11日か12日に帰国する。自民党の細田博之幹事長は4日、新潟市での講演で衆院選日程について「首相は来週、サミットに出かける。その前後にいつ解散するか決まってくると思う」と述べた。

     サミット出発前の判断もあり得るとの認識だが、党役員人事をめぐる迷走劇で威信が失墜した首相が近く決断するとの見方はほとんどない。公明党も「解散予告」には強く反対している。

     首相は8月上旬の投票を念頭に都議選直後の解散を模索しているが、党内には、投票は8月下旬以降に先送りすべきだとの声が広がっている。鳩山由紀夫民主党代表の政治資金収支報告書虚偽記載問題を追及すれば支持率が好転するとの期待がある。

     党内の「麻生降ろし」の動きは都議選への影響を考慮し、様子見の状況。都議選で勝敗ラインの「与党過半数」を確保できなければ拡大するのは確実だ。

      【共同通信】
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