ON LINE MAGAZINE

アフレコインタビュー
制作現場紹介
ララのヒミツ
最終回アフレコインタビュー

『魔法のステージ ファンシーララ』第一回アフレコインタビュー
(このレポートは1998年に収録されたものです。)

 創立20周年、魔法の天使クリィミーマミから数えて15年目という節目を迎え、ぴえろが世に送りだす新・魔法少女シリーズ『魔法のステージ ファンシーララ』のアフレコが、先日快調にタート致しました。そこで当ホームページでは、楽しみに待っていらっしゃる皆様にいち早く進行状況をお知らせしようと取材に行ってまいりました。登場キャラの中でも、今回は、主人公の家族に焦点を当ててコメントを頂いてまいりました。



■篠原みほ(ララ)役:大森玲子さん
魔法少女シリーズをご存知でしたか?
はい!
ご存知の作品と『ララ』との違い、もしくは共通点は?
ふつうの魔法使いは敵がでてきて“戦い”が始まるけど、ララはなんと!歌手デビュー!!(お気付きの方もいらっしゃると思いますが、この場合の魔法少女シリーズとは当社作品の『マミ』、『ペルシャ』を指している訳ではない様です。何しろ13歳ですから・・・)



■母(真実子)役:榊原良子さん
魔法少女シリーズをご存知でしたか?
知りませんでした。
『ララ』についての感想は?
ほんわかとした優しい物語で、とてもハートフルな作品だと思います。
『ララ』を楽しみにしている皆さんに一言お願いします。
とても個性的な人物が大勢登場してくるので楽しんで下さい。
■父(洋一郎)役:星野 宣さん
魔法少女シリーズをご存知でしたか?
知りませんでした。
『ララ』についての感想は?
現代っ子なのに、なにか我々の世代の人間が忘れかけている子供心を思い出させてくれるような気がしたのは私だけでしょうか?
『ララ』を楽しみにしている皆さんに一言お願いします。
きっと子供たちの心に残る作品になると思います。



■ピグ役:安達 忍さん
魔法少女シリーズをご存知でしたか?
名前くらい。サリーちゃんやアッコちゃんの世代です。(もちろんリメイク版ではない・・・)
『ララ』についての感想は?
登場人物全員が個性豊かで、これからの展開がとても楽しみです。
『ララ』を楽しみにしている皆さんに一言お願いします。
これからのララ(みほ)の活躍とピグ、モグとのコンビネーションが私自信もとても楽しみにしています。何しろピグ、モグがメチャメチャ可愛い!!ぜひぬいぐるみができたらほしい!!
(本物だったら尚いいケド・・・)
■モグ役:根谷美智子さん
魔法少女シリーズをご存知でしたか?
知っていた。
ご存知の作品と『ララ』との違い、もしくは共通点は?
魔法少女シリーズをあまり覚えていないので何とも言えませんが、なつかしいような新しいような不思議な感じがしました。
『ララ』についての感想は?
とにかく楽しかったのです。出てくるキャラクターも魅力的だし、家族構成 や人物の係わりなど、これからが楽しみ。
『ララ』を楽しみにしている皆さんに一言お願いします。
元気になれる作品だと思います。
ララと一緒にいろんなことを体験して、いろんなことを感じて頂ければ・・



 皆さんお忙しい中ご協力頂き有り難うございました。 私はモニターで実際の映像を見ておりましたが、画像の美しさはもちろんですが、大森玲子さんの一生懸命さがひしひしと伝わってまいりました。ベテランの声優さんには逆に出せない純粋さなどを出演者の皆さん感じてらっしゃった様です。また、その反面、ピグとモグの掛け合いの場面だとか、声優さんのキャリアを感じさせられるような部分もあり、キャストの方々がお互い影響を与え合って、見ている側も作品を通じてその成長を楽しんでいけるのではないかと思いました。(そういうアニメの見方も一興かと)


以上に加えて、監督の大森氏、音響監督の若林氏にもコメントを頂くことができましたの で掲載させていただきます。

「魔法少女シリーズ」という枠の中で作業するに当たって苦労したこと、あるいは楽しかったことなどありましたらお願いします。
苦労したことと言えば、原作が無いのに、原作があるみたいに、シリーズそのもののイメージがある程度定着してるじゃないですか。それを、どっかで踏襲しつつもやっぱり自分なりの違った味は出したいと思うんでその辺でしょうかね、苦労したと言えば。
監督の大森氏
魔法少女ものというと、他社の作品を入れると2作品目なんだけど、その作品に比べると使える魔法が時間がちょっとだけ自分で自由にできる(進める事ができる)というだけなんで、それを自分の為に何をどう使うかっていうと、自分が成長して大人になる。そして、大人の自分と子供の自分が社会の中でそれぞれ生きていくって言うことが基本で大事な部分になっていましたから、キャスティングの部分で苦労しました。まぁ、楽しい部分についてはこれから・・・。今は楽しいと言うよりも毎日がレッスンで(笑)
主人公・みほ役についてオーディション的なものはあったのですか?
まぁ、新しい方(新人)で、歌とその後の展開も考えた上でという要望があってですね・・・。
でもね、ほとんど若林さんが最初に「いやぁ、いい子がいるんですよ!」って玲子ちゃんの名前を出してきて皆妙にしっくりくるものがあったんです。そのあとで「こんな子もいるんでるけど。」って持ってきても、「いやぁこういう調子じゃない。」って感じで、まわりの人間も、他に候補だしますよって言いつつもみんな、頭の中は彼女のイメージでバッチリかなって。
音響監督の若林氏
結局まわりから何もでてこなかったんですよ。
最初のキャスティングからナイスチョイスだったんだって思ってます。
アフレコの仕事も始めてだし、年齢もご存知のとおりお若いし、私たちからすればもう娘みたいな存在ですから(笑)。アフレコの前にレッスンしてるんですけど、それを繰り返しながら感覚を覚えていってもらおうと・・・。若いからね、呑み込み早いと思うんで。
この作品を通して大森玲子さんの成長過程もみれるって事ですね。大森玲子さんの印象は?
最初思っていたよりも安心しましたよ。がんばりやさんだし、基本的には真面目な子だし、ちゃんとベースのある子だなって。もっとアフレコの場数踏んで、慣れてくればいい面がどんどん見えてくると思いますけど。
この作品においての「我思う魔法少女の世界」なんてものはございますか?
魔法の世界が在るわけではなく、日常の中で、みほがララの姿を借りてどうしていくかがベースになってるんで、いままでみたいに魔法マホウしない世界ですね。
あえてそういう方向にもっていった部分もあります。今時の子供がそんなに素直に魔法を受け入れるかと言ったら、そうでもないだろうし、この作品については魔法ってものを通していっしょに楽しいことをしましょう!ていう感覚で見てもらえればと。
いわゆる疑似体験みたいなものですね、自分もいっしょに楽しめるという・・・。
あくまで、話が転がり込むきっかけに魔法があればそれで十分という所ですね。
『ララ』の見どころは?
やはり大森玲子さんも含め、みほ、ララのそれぞれの成長がみれるということですかね。
続けて見てないと成長がわからないです!(笑)
あとは、話と展開がバラエティに富んでますからね。現場的には色々大変なんですけど、各部署が。芸能界あり、学校あり、家あり、不思議な世界ありで。
1回でも見逃すと成長がわかんなくなりますから、絶対。種から芽が出て花が咲くまで付き合ってもらわないと!!
本当にそうですね!今日はお疲れのところ時間をとって頂いて有り難うございました。

 



CHARACTERSTORYFAN
CATALOG
MATERIALSSTAFF&CASTONLINE
MAGAZINE



             
(C)ぴえろ・バンダイビジュアル

注意
当ホームページは、ぴえろによって、制作、管理、運営されております。
よって、内容、画像などを権利者に無断で複製、改変、第三者への譲渡、販売、頒布など、行うことを固く禁止致します。

Note:Pierrot's homepage is produced, managed, and operated by Pierrot.No part of the homepage may be reproduced, changed, sold, distributed, or transferredto third parties in any form or by any means, without the prior consent of the Company.