生出演でこだわり、思いを話した中津、宇佐、豊後高田の若手営農者ら
県北地区で頑張る20代、30代の農業青年にスポットを当てたノースエフエム(中津市)の新コーナー「農業青年出てこいや」が4日、始まった。
毎週土曜午前の番組「ROUTE789」内で、中津、宇佐、豊後高田各市の若手営農家が、パーソナリティーの野上瑠理さんと掛け合いながら、自慢の農産物、各地域での活動などをPRしていこうというもの。
ことし3月、中津市の「にこにこ百姓倶楽部(ひゃくしょうくらぶ)」の川谷哲也副会長らが、活動をアピールする場を設けられないかと提唱したのがきっかけ。相談を受けた県北部振興局が、同FM局に打診。「活性化につながれば」と新コーナーが実現した。
初回はブドウ、ナシの山本智司さん(35)=中津市=、花木、メロン、スイカの相部洋介さん(31)、肉用牛の桑原真二さん(30)、米、麦、大豆の河野勇也さん(30)=以上豊後高田市=、菌床シイタケ、夏野菜の都甲伸一さん(29)=宇佐市=が出演。それぞれの取り組みや思いを電波に乗せた。
同コーナーは、元気をテーマに年末までの計26回を予定。いずれも午前11時から10分間で、リレー形式で各地の若手営農者が出演する。山本さん、都甲さんは「みんなの力でやろうと決めた。地元で農作物を作る喜びや苦労、安全安心へのこだわりなどを伝えていければ」と話している。
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