岡山放送局

2009年7月5日 13時2分更新

後楽園で茶会


岡山市の観光名所、後楽園で地元の大学生たちが観光客などにお茶を振る舞う茶会が開かれています。

これは岡山市内にある大学の茶道部の学生たちが観光客などに歴史のある庭園でお茶を味わってもらおうと去年から開いています。

かつて後楽園を訪れた岡山藩の藩主が能を鑑賞したといわれる部屋に茶席が設けられ学生たちが作法にのっとってお茶をたてて、訪れた観光客などにふるまっていました。

5日の茶会では、涼しさを演出しようと、ガラスの器などが使われたほか、あさっての七夕にちなんで、織姫とひこ星をイメージした2色のだんごもふるまわれ、訪れた人たちは日本を代表する庭園の雰囲気を楽しみながらお茶を味わっていました。

観光客の1人は「会場の建物にも歴史が感じられ、素晴らしい体験をすることができました」と話していました。

この茶会は岡山市北区の後楽園で5日の午後3時まで開かれています。