岡山放送局

2009年7月5日 13時2分更新

電気自動車で環境の学習


三菱自動車の水島製作所で生産が始まった電気自動車を通して、環境について考える授業が、3日、真庭市の小学校で開かれました。

この講座は環境について子どもたちに考えてもらおうと真庭市の水田小学校が行ったもので、小学4年生から6年生の児童34人が参加しました。

3日は倉敷市にある三菱自動車水島製作所の担当者が講師となり、先月から生産を始めた電気自動車について、モーターと電気で走っているため走行中、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を出さず、環境に優しいことを説明しました。

つづいて、子どもたちは校庭で電気自動車に乗りました。

子どもたちは、エンジンの音がせず車が静かに走ることに驚いた様子で、電気自動車が環境に優しいだけでなく乗り心地もよいことを体感していました。

参加した児童は「走る時に音がしないことや二酸化炭素を出さないことに驚きました」と話していました。

また別の児童は「エコバックを使うなど環境に対して自分たちが出来ることをしていきたいです」と話していました。

水田小学校では、水島製作所の工場見学なども行い、環境についての学習を深めることにしています。