北海道・ススキノでの違法キャバクラ摘発の瞬間をFNNのカメラがとらえる
北海道一の繁華街・ススキノで、違法キャバクラ摘発の瞬間をFNNのカメラだけがとらえた。
2日午後9時半、札幌・ススキノで、捜査員がエレベーターに乗り込み、続々と店に入っていった。
男性客と女性従業員たちは、突然の摘発に、ぼう然としていた。
白いブラウスとタイトスカートの女性従業員が、店内で男性客を接客している、さなかの出来事だった。
捜査員「このお店、営業するなら許可が必要なんだけど、そういう許可がないってことで、今、捜査に来たんですよ」
捜査員「ホステスさん? 働いて長いの?」
従業員「5月から」
捜査員「5月?」
捜査員「こういう、横についてやるのが、基本的な仕事なんだ」
従業員「うーん、だったり、じゃなかったり」
女性従業員たちは名前を書かされ、カメラで写真を撮られた。
捜査員「こういう商売は、長いの?」
従業員「5年くらい」
捜査員「ここを実質、任されているのは誰?」
従業員「わたしとママです」
捜査員「2人で任されている」
大きな身ぶりで、時折笑顔も浮かべ、捜査員に説明するこの店のママ・酒谷 喜代美容疑者(34)。
酒谷容疑者は「すみません、申し訳ありません」と、捜査員に懸命に釈明した。
しかし捜査員は、酒谷容疑者を逮捕した。
捜査員が「ここの責任者はママさん...、逮捕します」と告げると、酒谷容疑者は「わかりました」と答えた。
警察は、酒谷容疑者を風俗営業の許可を取っていなかったとして、風営法違反の疑いで現行犯逮捕し、「ブリエ」の経営者・笹森光明容疑者(43)も3日午前に逮捕した。
笹森容疑者は「低価格で遅くまで営業して、たくさん客を呼びたかった」と供述しており、2人は容疑を認めているという。
(07/03 18:49 北海道文化放送)